【黒バス】壊れればそれだけの事 SECOND【悪男主】

38話 最後への時間はあと少し＿＿ ページ38

全員が起きる前、俺は早めに起きて全員の枕の横に手紙を置いた
白色の封筒に、閉じる部分に死神の鎌のスタンプを押してね？

さーてと、楽しみ過ぎて仕方が無いんだけど……
壁殴りたい←←
冗談です。そうしたら皆起きちゃうからね、暇だしご飯でも作ろっかな？


『ん、起きてたんだ
おはよう。河原姉妹♪』

「お、おはようございます!!」

「ん、はよAくん
何何？眠れないの？」

『いやいや、たまたま起きただけだよ』


食堂にいたのは祐里香と心桜だった。俺は椅子に座って2人の邪魔をしないように見ていた
それにしても双子って似てるな〜。確か一卵性双生児って言ってたからな

料理が作り終わったのか、俺の向かいに座った
俺から見て右が祐里香、左が心桜と座っている。それにしても二人とも可愛いな、おい←


「今日があの子の終わりかな？
そうでしょ、この手紙も」

『あ、バレた？
今日が終わりだよ。ちゃんとこの為に準備を着々と進めてきたんだから』

「じ、じゃA君が疑われたのも？」

『あ、それは想定外だったね
誰か来たみたいだからシーね？』



人さし指を口に当てて、ウインクをした
そして入口を見てみると、入ってきたのは獲物だった。俺らを睨みつけて黙って端の方の席に座った
本当にいい気味だよ、まぁ、今日潰しちゃうけどね？

そして、皆が入ってきて朝ごはんを食べていた。全員の話の話題は俺が置いた手紙の事だった
内容はね＿＿＿



〈皆様突然このような手紙を送り誠にすいません
今日の14:30分に体育館に集まってください。ただし絢瀬A様は来ないようにと命じてください

それでは

死神より〉



こんな内容だよ？
だって俺が来てないとなると死神ってバレちゃうし
なんで来ないかは腹痛いって事にしとくわ。あーあ、楽しみだね〜

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