【黒バス】壊れればそれだけの事 SECOND【悪男主】

19話 少し昔話でもはなしましょうか ページ19

Side,TAKAHASHI


少し昔話をさせてもらうね



私がトリップしたのは高校二年生の時。だけれど、トリップしたら子供の状態で記憶を失っていた
何故私がトリップしたかは、A君に壊された後知った

私の高校の友人である石橋ゆりあ、彼女が突然死をしたらしい。そして私がその後急に倒れたらしい


ゆりあは私たちの世界では赤司征十郎と同じ名家の一人娘。成績優秀、運動抜群、文武両道と完璧な女の子だった
そんな中、凡人の私とゆりあが出会ったのは中学の時

入学してから私は友達がいなかった。理由は簡単、私がアニヲタだから
この学校にはアニメ好きの子が居なくて私は一人でいた



すると、ゆりあが私に話しかけてくれた
ゆりあも実はアニメ好きでそれから私達は仲良くなった
ここまでは良かった、ここまでは………


高一になった頃からあの子は人が変わった
父親から跡継ぎの為に色んな物を制限されたらしい。勿論アニメも
そのせいかあの子はイライラが募って可笑しくなっていった

私が話しかけても全然振り向かなくなった
話しかけてくる言葉は何故か「トリップ」この事ばかりだった


少しの興味本位で私はトリップのことについて調べた
すると、出てきたのが“神狐"絶対的な効果がある反面、自分の命を落とすという恐ろしさ

＿＿この時、これを見なければ良かったと思った




すぐさまこれをゆりあに伝えてしまった
すると、ゆりあは顔を輝かせ私の手を握って「ありがとう」と言ってくれた
そして、高校二年の時………私はトリップをしてしまった



私が知っているのはここまで
そして、除霊者の人に神狐の事を教えてもらいA君に伝えた

もう、こっちの世界にゆりあが戻ってくることは無い
だから私の罪と自分の愚かさに気づいて欲しいのゆりあ







A君、後は君に託した
ゆりあを……本気で壊してあげて……!!!

20話 お嬢様と死神は計画へと足を進める→←18話 警告と忠告……そして君へ「ありがとう」の言葉

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