チェックメイト…ですよ?【狩屋マサキ】 (ページ8)

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義務教育7 ページ8

【マサキside】

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ーーーーーーーーーﾊﾟｧｰﾝ!!

マサキ「ってぇ?!」

後頭部に走る激痛

叩いた人は十中八九、

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マサキ「ーーーー芹川さん……」

俺の大嫌いな転校生。

貴方「授業中に寝るとか……

信じらんない。」

彼女の右手には、地理の教科書を丸めたものがあった。

マサキ「教科書を丸める奴も

信じらんないですけどー」

俺は嫌みっぽく言い返す

すると、転校生は

貴方「………うっさい!」

ﾊﾟｧｰﾝ!

マサキ「いてぇよ!!」

また、俺の頭を叩くのだった←

ー屋上ー

数学の授業も終わり昼食をとる。

マサキ「…（人１）さんが?」

貴方「うん、なんでかなーって思って…」

どうやら、（人１）さんが、答えを言わなかったらしい。

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マサキ「ーーーーーーー【いつもの事】だよ」

貴方「………いつもの事ねぇ…?」

……不思議だ。

どうしてそんなに気にするんだろう。

仕方のないことだろ?

俺たちが反論したって、火に油を注ぐようなもの。

マサキ「…………ヒーローぶるなよ…」

貴方「………は?」

ヤバい。確実にヤバいことを言っちまった。

マサキ「………いや、なんでもないよ?(ﾆｯｺﾘ」

ここは、猫被って通すしかない。

じゃないとさ、ﾏｼﾞでヤバいんだ

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ーーーーーー感情が、爆発しそうで

貴方「……っ……あーもー!!!

…んの、猫被りやめてくれません?!」

マサキ「へ?!」

いきなり、敬語使うなよ…

ﾏｼﾞで驚くし。

貴方「何か事情があって猫被ってんのかもしんないけど、

それ、嫌!!」

マサキ「は?!仕方ねぇだろ!

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こうでも、猫被っておけば、皆俺を嫌わない。

皆、俺を見捨てない。

猫被りの俺は、皆が望む【狩屋マサキ】なんだよ!!」