チェックメイト…ですよ?【狩屋マサキ】 (ページ22)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:22,542 hit

義務教育20 ページ22

貴方「ﾌﾝﾌﾌｰﾝ♪」

今日からマサキくんと一緒に登校すると言うことで、お日さま園に向かっています。

なんか、マサキくんと一緒に登校できるとか……なんでだろ、嬉しい気持ちで一杯になる。

……むむ、なんでかな。

貴方「……ふわふわで、モヤモヤだなぁ。」

これが、恋と言うものだろうか。

後で空野ちゃんにでも聞いてみようかな。

菜花ちゃんはなぁ……天然だからよそう((

おっと、危ない危ない。
お日さま園を通り過ぎるところだった。

貴方「……前髪とか、大丈夫かな。」

え、何だお前←
誰だお前←
大丈夫か自分←

ｶﾞﾗﾗｯ

「おっ、グッドタイミング。
はよーっす。」

貴方「ﾄﾞｷｰｯ!!)おお、おはよう!」

「……どうしたんだよ、芹川。
なんか…挙動不審じゃね?」

貴方「ｺﾞﾎﾝｯ、なんでもないよ?」

あー、もう。
なんだよ。私。

しっかりしないと。

だって、今日もまた、【ゲーム】が始まるんだから。

"おはよー。"

"それでねー、"

「…（人１）さんは、根はいい人なんだ。
ただ、連続ゲームのターゲットになって性格が変わった。」

貴方「……ふーん。」

「いつも、クラスのことを考えて、率先して動いてくれた。

……でも、ゲームが始まって皆、狂った。」

貴方「………結論的に、（人１）さんを助けてほしいと?」

「……頼む、芹川。
…俺もどうかしてた。でも、芹川の説得で目が覚めた。

ーーー芹川の巧みな言葉遣いで『悪いけど』…!?」

貴方「相手にしか頼ることしか出来ない弱者は嫌いなんでね。

人に頼る前に、まずは自分で何とかしたら?

助けたいんでしょ、自分で助けろよ。

………バーカッ!!」

何なの、あいつ。
（人１）さん、（人１）さんって……。
むかつく。

だから、（人１）さんを、助けたくないって思っちゃった。

ーーーーーー最低だ、私。

「ーーーなんだよ、芹川のやつ………。」