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廉side
?「えっと…とりあえず自己紹介する?」
?「だね、じゃあショウから」
ショウ?「なんでだよ」
?「ショウが連れてきたんだから」
ショウ?「はあ、分かったよ。俺はショウ九尾の狐だ」
?「はいはい!僕はカイト!!茨木童子なんだ」
?「俺はジン、天狗なんだ」
?「俺はゲンキ猫又だよ」
?「俺キシ!座敷童子っす!!」
リビングに通され、自己紹介をする。ショウさんは金髪の頭から白い耳と腰の辺りから白く先が黄色いもふもふそうな9本のしっぽが束になって生えている。
カイトさんは茶髪に黒い角が1cmぐらい生えてて八重歯が喋る度にチラ見せする。
ジンさんとキシさんは普通の人間姿で、どちらも黒髪で妖怪と言われて驚いた。
ゲンキさんはミルクティー色の髪に白い猫耳と腰の辺りから白い2本に別れた尻尾が生えていた。
「永瀬廉です。えっと、人間です」
カイト「じゃあ廉だ!」
ゲンキ「そうだね」
ジン「廉はどうやって
「神社の池に落ちてしまって…」
キシ「廉ってドジなんだな」
ゲンキ「キシくんには言われたくないでしょ」
ドジとはまた違う気がするけど…。
ショウ「お前、風呂入れ風邪引くぞ」
と、手ぬぐいを渡された。
「いや大丈夫ですよ、僕帰るんで」
カイト「帰るって何処に?人間界に帰る術なんてないよ?」
「野宿しますよ」
歩こうとすると誰かに腕を掴まれた。見るとショウさんだった。なんか今までの冷たい目とは違いなんか焦ってる。
ショウ「待て、お前は人間なんだこの世界は俺たちみたいな奴らばかりじゃない。人間と知ったらとっ捕まえて何をするかわかんねえ奴もいる。簡単に外なんか行くんじゃねえ!」
ジン「まあショウが言いたいのはここに居ろってこと俺らは皆廉のことは大歓迎だよ」
大歓迎。そう言われたのは何年ぶりやろ?いや初めてかもしれん。
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踏まれたアリ - 普通に続きが気になるッ……!待っててもいいですかッ……!設定からストーリーから何から何まで好きッッッ!!!!_:( _ ́ཫ`):_ (2023年1月6日 23時) (レス) id: bcd0c2c6f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまのん | 作成日時:2021年5月24日 17時