ねぇ、先生。【王室教師ハイネ】[3] (ページ14)

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【数日後】

リヒト「よいしょっと」

ハイネ「いよいよ出発ですね、忘れ物はありませんか」

リヒト「うん、多分ね！

・・・・・・」

カイ「ごめん、ブルーノ見送りにって声かけたけど・・・」

ハイネ「お部屋から返事がなかったようで」

リヒト「いやいやいーって・・・・・・

ほんとに行っちゃうのか…

実感湧かないな・・・

アデル「リヒト兄様…

兄様また戻ってくるよね帰ってくるよね」

リヒト「うん、もちろん大丈夫だよアデル～

…それに比べて・・・」

レオンハルト「今日からおやつのトルテが1個増えるぞ～っっ」

リヒト「レオ兄ぃのばかーットルテ大魔人！！

いいもんいいもん行っちゃうからね！

あ、そうだセンセーあのさもし誤解してたら嫌なんだけど

俺、先生の授業受けたくないわけじゃないんだ

中途半端になっちゃいそうで受けないって決めただけで

まあ結局授業は続ける事になったんだけどだから―――――そのー・・・

お、俺のこと嫌いになったかな…？ …なんて…」

ハイネ「そんなことありませんよ、

それにご心配なく。元々生徒を好き嫌いでは見ておりませんのでプロの教師として」

リヒト「あ…そう…ならいいけど

じゃあまたね！」

カイ「うん…気をつけて…」

レオンハルト「じゃーな！！」

ユイト「頑張って！」

ハイネ「では私はまた後日伺いますね」

？「待て！！」

え、

リヒト「ブ、ブル兄ぃ…！！」

ルートヴィヒ「待てぇぇマクシミリアンー！！」

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