ねぇ、先生。【王室教師ハイネ】[3] (ページ11)

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ハイネ「！」

レオンハルト「やっぱり終了時刻近くになれば、時計のところに確認しに来るって…

さっすがブルーノ兄様の言うとおりだ！」

バアッ

タンッ

ハイネ「もう終了したのですよこんなことしたところで」

ブルーノ「兄さん！リヒト！ユイト！」

ザパァ

ハイネ「！！」

レオンハルト「いけー！全員突撃ー！！」

がちっ

・

・

・

ハイネ「！…あの…皆さん？」

レオンハルト「や・・・やったぁ・・・

やったーハイネを捕まえたぞ～よっしゃー！」

やっと・・・

ハイネ「嬉しいのは分かりましたからおろしてください」

リヒト「あ、ごめん」

ハイネ「ですからもう14時過ぎたんです。今私を捕まえたところで・・・」

リヒト「センセー、自分の時計正確？」

ハイネ「え？はい

13時57分…！」

ブルーノ兄さんとリヒト兄さんと僕で時計を早めた。

ブルーノ兄さんは先生が此処に来ることを読んで

一か八かでこの作戦をやった。

ハイネ「…協力してよく頑張りましたねさすが私の生徒です

参りましたよ」

それから僕達は勝利を喜んで水を掛け合った

ハイネ「しかし貴方達、何か大事なことを忘れてませんか？

「「「「「へ？」」」」」

アデル「あっせんせーせんせー

帽子とーった！」

(((((！！！？))))))

リヒト「え、あれ？」

ブルーノ「え？」

ハイネ「正確な時刻でまだ13時58分。ゲーム時間内ですね

”帽子を取った”狩人の勝ちでしょう

貴方達が教えてくれたのではないですか」

「「「「「あ゛～～～～～～！！！」」」」」

【翌日】

昨日、ずぶ濡れになって風邪になったのとハイネ先生に勝てなかったこともあり

レオ兄さんは寝込んでしまった

レオンハルト「いつかみてろよハイネ！！！」

ブルーノ「レオンハルトちゃんと寝なさい」

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