ねぇ、先生。【王室教師ハイネ】[2]

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ハイネ「！！？ お掃除…し隊…？」

ブルーノ「我々が師匠のお部屋を清掃致します！ 師匠はどうぞご自分の仕事を」

レオンハルト「フンッ お前が僕に時間を使っているのは事実だしな」

リヒト「責任ちょっと感じるしね〜」

ユイト「先生には、色々してもらってるから恩返し…みたいな」

ハイネ「しかし王子達に掃除なんてさせるわけには…

ていうか貴方がた掃除したことあります？ ロイヤルな身分で」

「「「「「……」」」」」

レオンハルト「モップをバーッシュバーッって」

カイ「見たことは…ある…」

リヒト「今どきのモテ男はインテリアにもこだわらなきゃね」

ユイト「少しなら…ある、かな」

ハイネ(不安…)

ブルーノ「そこはお任せください師匠ッ

自分が完璧な清掃プランを考えました！」

いつの間に…

リヒト・カイ「おおっ」

ブルーノ「この部屋の面積を出しそこから5人の動線を推測し最も効率的な動きを計算し…」

レオンハルト「はい！」

ブルーノ「なんだレオンハルト」

レオンハルト「難しくて言っている意味がよくわかりません

でも兄様は頭良くてかっこいいです」

ハイネ(挙手してまで言うこと…！！？)

ブルーノ「心配しなくても自分の指示通り動いてくれたらいい」

ハイネ(まんざらじゃないかんじ…)

ブルーノ「何を何処にしまうか仕舞うかは師匠にお聞きしますし…迷惑はおかけしません

たまには我々にも恩返しさせてください お願いします」

ハイネ「……(私のために行動してくれるのは嬉しいですし…

このプランなら素早く終わりそうですし…)まあ…そこまでおっしゃるのなら…」

ブルーノ「はいっ

ではまず床の物の整理だ。自分とレオンハルトは本を

リヒトと兄さんとユイトはその他の物を」

リヒト「へーい」


ユイト「じゃあ僕ここら辺やるね」

カイ「うん。」


結構物あるなー…

ユイト「これ…どこに置けば…」

僕が持ったのは…なんだろう。よく分からないもの

ハイネ「ユイト王子、それはここで良いですよ」

ユイト「あ、うん」


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