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Aside
ここで待っててって言われたのはええけど暇やな〜
アイス食べ終わったし...
あ、唐揚げ食べたい
『君1人?女の子がこんな夜遅くに危ないな〜。俺達がなんか好きなもの買ってあげるから一緒に遊ばない?』
あ) え?ほんまに?お兄さん達ええ人やな〜。
今暇やし唐揚げ食べたいしちょうどええやん
『よし、決まり!唐揚げね!じゃあ美味しいお店知ってるから行こっか!』
((グイッ
こいつ馴れ馴れしく手掴んできた
まあ、いい人そうやし後で海青に連絡すればええか
唐揚げ食べれるし〜♪
タッタッタッタッ((グイッ
「こいつ...俺の彼女なんでやめてくれますか?」
あ) え...?
樹side
こんな夜遅くに女の子1人で置いてくるなんてよく考えたら危ない
それに東京のこと何も知らなそうだったし
なんて考えてたらコンビニから出てきた人影
その中には男に腕を握られてるAちゃん
ほら、やっぱり
タッタッタッタッ((グイッ
走ってAちゃんの腕を引っ張った
「こいつ...俺の彼女なんでやめてくれますか?」
咄嗟に出てきた言葉がこれ
よくドラマとかで見るやつじゃん
俺恥ずかしい...
『チッ彼氏いるのに付いてくんなよ!』
そう言って離れていく男達
俺の視線の先には不思議そうに俺の顔を見つめるAちゃん
危なっかしいな...
あ) いっちゃん?なんで?
樹) 危ないから...知らない男になんかついてっちゃだめだよ。
あ) でも...いい人やで?
唐揚げ買うてくれるって言うてたもん。
天然か...?馬鹿か...?
樹) 唐揚げ買ってくれる人が皆いい人じゃないから。
怖いこと考える男は沢山いるからね?
唐揚げは...今度から俺が買うから俺以外の人はだめ。
あ) 分かった...。ごめんなさい。
樹) もういいよ。本当に無事で良かった。笑
あ) あ!いっちゃんが笑った〜〜!!((フフッ
呑気に笑ってる
力強いダンスとは対照的な一面
しっかりしてる子だと思ってたけどちょっと抜けてるな
なんか...ほっとけない
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作者名:華 | 作成日時:2017年3月27日 14時