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39.ロンシャン ページ7

「やった、京子ちゃんと花ちゃんと同じクラス!」
「またよろしくね!Aちゃん!」

中学二年生となったAはクラス替えの表を見てにこにこと笑いつつも、またツナや獄寺、山本と同じクラスだったため波乱の一年にならなければいいなと思っていた。
そこでツナがきて京子が声をかけた。

「あ、ツナくん!今年度もよろしくね!」
「こっちこそよろしくね!」
「よかったなー沢田。しかしロンシャンなんてうるせー奴と同じクラスになったよね」
「ロンシャン?」

Aが首をかしげると花は「あそこ。お調子者でまたホラ吹いてる」といった。見てみれば制服はなぜかぼろぼろで明るそうな男子が元気に話をしていた。

「だからオレ、将来マフィアのボスなんですって!」
「マフィア……?」

ちらりとツナを見れば彼も苦い顔をしている。ということは本当にマフィアなんだろうか。

「ツナくん、あの内藤くんのこと知ってるの?」
「知ってるっていうか……さっきね、」

また隣の席らしく二人で席につきながら聞くとツナは苦い顔のまま詳しく話をする前にがらりとドアが開いた。

「さあ席につけよ。今日は担任に不幸があったので、代理のリボ山です」
「(リボーンさん……)」

先生姿のリボーンに元A組の生徒は「リボ山まだいたんだー」「超こえー先生だよ」とひそひそ声が聞こえる。

「さっそくだが今日のクラスの学級委員長を決めるぞ。誰かいねーか」
「はーい!内藤ロンシャンくんがいいと思います」

そこで手を挙げたのは細長い、どうみても中学生には見えない面持ちの人だった。

「えっ、そう?マングスタ。悪い気はしないよオレ!やっちゃおっかな学級委員長!やってしまいましょーか!?」

それで推薦された方が例のロンシャンらしい。確かにひょうきん者そうだ。
するとそこで「まちな」と獄寺が言う。

「学級委員長は10代目の方が適任だ。オレは沢田さんを推薦する」
「!」
「獄寺くん、本人の意思関係なく張り合ってくるね」

というかたぶんツナの意思を汲み取り間違ってる。

「んじゃ、学級委員長をかけて二人の対決だな」
「やりーっ!沢田ちゃんと勝負!!」
「えー!!冗談じゃないよ!学級委員長なんて!!」

そんなツナの気持ちなんてリボーンが図るわけがない。結局は勝負をさせられるツナだった。

ルールは推薦人と代表者で良いところをアピールして、多くの賛同を得た方が勝ちらしい。

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しゃけ(プロフ) - このお話の最終話のほんと最後の部分で、苗字の設定がデフォルトのままです……! (2020年9月8日 21時) (レス) id: 739f78e142 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - もちぱふぇさん» そう言って頂けますと大変励みになります……!更新頑張ります!コメントありがとうございました^^ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1c1bad133d (このIDを非表示/違反報告)
もちぱふぇ(プロフ) - こんにちは!この作品ほんと好きでいつも楽しく見させてもらってます!これからも頑張ってください! (2020年6月10日 21時) (レス) id: c725358c65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レイ | 作成日時:2020年6月6日 10時

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