＊ ページ47
「ありがとう、ツナくん。じゃあ、もう少しお世話になります」
「うん。…………」
「？なあに？」
ツナがAをじっとみる。首をかしげるAにツナは柔らかく笑った。
「……ほんと印象変わったなぁ」
「はい？」
「ううん、じゃあ帰ろ」
「？うん」
「Aーっ！！」
「☆♪→！」
「……二人ともどうしたの？」
家に帰るや否やランボとイーピンに抱きつかれた。どうやら大泣きしているようでよしよしと背中を撫でてやる。一体どうしたのだろうか。
「どうした、じゃねえ！」
「ちょ、獄寺くん！」
獄寺が怒ってでてきたのでツナはAを庇うように前に出る。思わずAもツナの背中に隠れた。
「獄寺くん……真正面でキレられると結構怖いね」
「てめ、ふざけてんのか！」
「まーまー獄寺。ちゃんと帰ってきたんだし。心配したんだぜ。桜井も、追っかけたツナも帰って来ねえから」
山本に言われてAはああ心配してくれたのかとようやく気付いた。Aはツナの背中からでてきて獄寺と山本に「ごめんね」と謝った。
「……事情はリボーンさんから聞いた。10代目に最近構ってもらえなくて寂しくなったから情緒不安定になって飛び出したってな」
「(全く違う話になってる！)」
「うわあ予想の斜め上のものすごい話を作られてるな」
「大丈夫だぜ。ツナはいつも桜井優先だしな。さっきも散々のろけて、」
「山本！！あれはのろけじゃないから！！」
ツナがあわてて赤い顔のまま山本の言葉を切った。一方Aはその意味がわからず首をかしげる。
「……はあ、まあほぼ全部違う話になってるのはもう否定するのも面倒なのでそのままにするけど、」
「そのままにしていいの……」
「いやこれたぶん誤解を解こうとするとまた別の誤解を生んで大変面倒くさくなりそうだから……」
「(わかる……)」
「なんでランボくんとイーピンちゃんが泣いてるかってことよ」
泣かせたの？と獄寺に言えば、「オレじゃねえ」と青い顔をして言う。
「さっき獄寺の姉キがきてさ、事情を説明したら『ツナのせいでAは二度と帰ってこないわね』って断言してさ」
「あの人なにいってんのーっ！？」
「で、美味しい料理でも作って持っていけば帰ってくるだろうってさっき台所いったけど」
「どうしようツナくん死亡フラグたった」
「あきらめないでAちゃん！ビアンキ、Aちゃんには甘いから……！」
本当にそうだろうか。山本以外青い顔をしてうなだれた。
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しゃけ(プロフ) - このお話の最終話のほんと最後の部分で、苗字の設定がデフォルトのままです……！ (2020年9月8日 21時) (
レス) id: 739f78e142 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - もちぱふぇさん» そう言って頂けますと大変励みになります……！更新頑張ります！コメントありがとうございました＾＾ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1c1bad133d (このIDを非表示/違反報告)
もちぱふぇ(プロフ) - こんにちは！この作品ほんと好きでいつも楽しく見させてもらってます！これからも頑張ってください! (2020年6月10日 21時) (レス) id: c725358c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2020年6月6日 10時
