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しかし撃たれたランボの姿は何も変わっていない。だが、

「ったくインチキやろーだぜ。もー二度と頼むかっつーんだ!!」
「んなー!!」

かわりに獄寺が小さくなっていた。

「んあ……?リボーンさん」
「なんだ?」
「なんかいつも以上に身近に感じます」
「オレもだぞ」

獄寺はリボーンを見ても自分が縮んだことに気づいていないようだった。
そしてツナとAを見て声を上げる。

「やっぱり10代目はでかいっす!」
「はあ?」
「Aもさすが10代目の将来の嫁だな!オーラっつうんすか?実際の身長よりでかく見えるんスよ」
「(ちがうと思うー!)」

全く疑問に思っていない獄寺にツナとAはショックを受ける。

「……獄寺くんが縮んでるんだよ」
「あ?てめー何言ってんだ!」
「いや嫌味とかじゃなくて本当に小さくなってて……」
「んなわけねーだろ」

全然信じてくれない。
おかしいな、私の言い方が悪いのかなとツナを見れば、彼はいやいや違うと首を横に振った。

「今日んとこは帰ります。また明日学校で!レポート楽しみにしてます!」

獄寺はそのまま部屋を出ていった。階段一段一段を飛んで降りている声が聞こえる。それでもなお、気づいてないのだ。

「ちょっ、まったー!」
「獄寺くん!そのまま外に出たらまずいよ!」
「ひゃっ」
「「京子ちゃん!!」」

京子の声がしてツナとAは慌てて階段を駆け下りた。すると京子が獄寺だと気付かず話しかけている。

「かわいいーっ、ボク、ランボくんと遊んでたの?」
「んだとコラ!てめーふざけんじゃねえ!兄貴もろともぶっとば、」
「ちょっ、たんま!あっちで話し合わない?ね?」

そう言ってツナが獄寺を抱き上げると、獄寺は驚いたように見て「さすが10代目!すげー怪力!!」と言う。

「あっ、10代目!電信柱に怪しいやつが!」

獄寺が指差した方向を見るが別段あやしいやつはいない。それにはツナもAも首を傾げた。

「はあ?」
「何もいないよ?」
「あれはチュンチュンすずめさんだよ」
「バカにしてんのかてめーは!!本当にぶっ飛ばすぞ!」
「ちょっ、何言ってんの!?おさえて!ね!!」

それでも獄寺は電信柱を指差す。彼がツナに嘘をつくはずがないし、何か本当に見えているのだろうか。いくらみても何も見えなかった。

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しゃけ(プロフ) - このお話の最終話のほんと最後の部分で、苗字の設定がデフォルトのままです……! (2020年9月8日 21時) (レス) id: 739f78e142 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - もちぱふぇさん» そう言って頂けますと大変励みになります……!更新頑張ります!コメントありがとうございました^^ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1c1bad133d (このIDを非表示/違反報告)
もちぱふぇ(プロフ) - こんにちは!この作品ほんと好きでいつも楽しく見させてもらってます!これからも頑張ってください! (2020年6月10日 21時) (レス) id: c725358c65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レイ | 作成日時:2020年6月6日 10時

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