＊ ページ37
「京子ちゃん、ツナくん」
「あっ、Aちゃん！」
「おかえり！委員会お疲れ様！」
「ありがとう、遅くなってごめんね。荷物置いてくる！」
何故だか台所でやっているツナと京子に声をかけたあと、二階に上がる途中で獄寺とあった。
「獄寺くん、どうしたの？」
「今ボンゴレの武器チューナーがきてっからちょっと武器を改造してもらってな！10代目に見せてくる！」
「改造？あ、でも今は……」
止める前に獄寺は行ってしまった。まあいいかとAは二階にあがるとツナの部屋の前でドアが開いては無理やり中に入れられる。
「なんなんですか！」
「おまえに会いたいっつーからな」
はあ？とAが声を上げれば丸い機械に乗った男が目をらんらんにさせてこちらをみていた。
「はじめまして、10代目の花嫁A様。武器チューナーのジャンニーニと申します」
「武器チューナーの……って確か、……」
「ジャンニーイチのせがれだ」
「ああ……あの人の……」
ジャンニーイチとは一度会っては追いかけ回された思い出がある。Aは遠い目をした。
「早速ですが、見せていただけませんか！？A様にしか扱えない武器とやらを！」
「申し訳ないですが、私はもう戦いとかうんざりですから武器を手に取らないと決めたんです」
「ええええっ、そんなっ……！」
「けちくせーな」
「けじめですから」
日本にきたときに決めたことだ。Aには特別な武器がある。それを手にしないことが平和なスクールライフの第一歩だと思ったのだ。
「それに私の場合改造とかは必要ないですし」
「それは存じてます！でも私は……っ」
「珍しい武器に目がねえからな。おまえもよく知ってんだろ」
知ってる。Aは彼の父親ジャンニーイチに見せろ見せろと言われた思い出にげんなりした。
「私はもう一般人ですから。マフィアとか物騒なものにはかかわりたくないですので」
「またまたご冗談を〜、A様は10代目の大事な大事な未来の奥様ではありませんか」
「違います！というかツナくんの前でそういう話しないでくださいね！何も話してないし、普通の友達でいたいんです」
「いいですね、名前にくん付け……初々しい感じがまた……」
「……おい」
Aが低い声を出せばジャンニーニは「わ、わかりましたよ〜」という。本当にわかっているんだろうか。
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しゃけ(プロフ) - このお話の最終話のほんと最後の部分で、苗字の設定がデフォルトのままです……！ (2020年9月8日 21時) (
レス) id: 739f78e142 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - もちぱふぇさん» そう言って頂けますと大変励みになります……！更新頑張ります！コメントありがとうございました＾＾ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1c1bad133d (このIDを非表示/違反報告)
もちぱふぇ(プロフ) - こんにちは！この作品ほんと好きでいつも楽しく見させてもらってます！これからも頑張ってください! (2020年6月10日 21時) (レス) id: c725358c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2020年6月6日 10時
