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「うかない顔ね。せっかくのはじめての遊園地なんでしょう？」
「あ、いえ、楽しいは楽しいんですけど……ツナくん、大丈夫なのかなって」
「亭主仕事で留守がいい、よ」
「亭主でも仕事でもないと思うんですが……」
Aが苦笑していればビアンキはふっと笑った。
「つまり、ツナと遊園地を楽しみたかったのね」
「(良いように解釈されたなこれは)はあ……まあいいです、そういうことで」
また変なことになってなきゃいいけどとAはツナが心配だった。するとランボがAの服を掴んで結構激しめのジェットコースターを指差す。
「A！ランボさんあれ乗りたい！」
「ええ？ランボくんにはまだ早いかもなあ。あ、あれは？コーヒーカップ」
「いーよ！」
Aがコーヒーカップを指差せば、ランボは興味を示して手を握って乗り場を目指した。そこでばったりと獄寺に会った。
「！え、ええ、なんで獄寺くん！？」
「A！おまえも来てたんだな！」
獄寺はポップコーンを二個ぶら下げて随分と楽しんでいる様子であった。そしてAは思う。船の中でガードマンが探していたのは獄寺だったのだと。
「10代目、さっきあっちで見かけたぞ」
「あっち？」
獄寺が指差した方向はフェンスがはってある場所だった。どうしてあっちに……と思っているとランボがぐいぐいと服を引っ張る。
「Aーっ！早くー！」
「あ、うん。じゃあ獄寺くん」
「おー、ちゃんと楽しめよ。おまえのためらしいからな！」
リボーンさんが言っていたというので、息抜きのためというのは本当らしい。Aはふわりと笑って頷いた。
コーヒーカップに乗るとランボも上機嫌で、Aもニコニコ笑っていた。
しかし
「！」
急にドォンっという大きな爆発音が聞こえる。どうやら、なにか襲撃を受けているようだった。騒ぎになる園内でAはランボに言う。
「ランボくん、捕まってて」
「ん？」
ランボを抱っこしてAはとんとんとその場でジャンプしたあと、走る。ランボがいるのでそれを配慮しながらだったため少し加減しているが十分な速さだった。
そして奈々たちを見つけては止まった。
「奈々さん！」
「！Aちゃん！」
「A！ひゅんって！今のも一回！ランボさんたのしかった！」
Aのスピードにランボはアトラクション並みに楽しんだらしい。
また今度ね、とランボの頭を撫でつつ奈々にいる。
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しゃけ(プロフ) - このお話の最終話のほんと最後の部分で、苗字の設定がデフォルトのままです……！ (2020年9月8日 21時) (
レス) id: 739f78e142 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - もちぱふぇさん» そう言って頂けますと大変励みになります……！更新頑張ります！コメントありがとうございました＾＾ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1c1bad133d (このIDを非表示/違反報告)
もちぱふぇ(プロフ) - こんにちは！この作品ほんと好きでいつも楽しく見させてもらってます！これからも頑張ってください! (2020年6月10日 21時) (レス) id: c725358c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2020年6月6日 10時
