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ツナと手分けして探しているとよたよたしているランボを見つけた。
「ランボくん」
「A……吐きそう……」
食べ過ぎなのか船酔いなのかランボがそう言うので、Aは慌ててランボを抱っこしては部屋に向かう。
「ランボくん、これ、酔い止めね、飲めるかな？」
「ん……」
酔い止めを飲ませて寝かせて、ぽんぽんと一定のリズムで優しくさすってあげればそのうちにランボは眠りについた。
静かに部屋を出て行けば、ツナとばったり会う。
「ツナくん、ランボくんは酔っちゃったみたいで部屋で寝かせてるよ」
「ありがとう！イーピンもオレの部屋にいれてるし、リボーンも大丈夫！あとはビアンキがあっちにいるみたいで」
と言った先に、ビアンキのような後ろ姿を見つけた。
「ちょ、待ってよ！」
「なによ」
「お約束ーっ！」
「ひ、人違いでしたすみません！」
正面は全くビアンキとは似つかない女性だった。この個性的な感じはまるでロンシャンの彼女になりそうな、
「あ、沢田ちゃん！桜井ちゃん！オレの彼女に用？」
「な、なんでロンシャンがここにいるの！？」
と思ったら本当にロンシャンの彼女だったようだ。
「それはこっちのセリフだよ！沢田ちゃんたちもマフィアランドにいくんだね！」
「マフィアランド？」
不穏な響きにツナもAも嫌な予感がする。
「あ、れ、でも奈々さん、お茶の景品に当たったって言ってたよね？」
「そうだと思うけど、なんでマフィア……？」
「あれはたまにはママンとAを休ませてやろーと思ってオレがポストに入れたニセのチケットだぞ」
そして南の国マフィアランドにこの舟は向かっているらしい。はあ！？と声をあげた。そしてその事実を知っていたのはリボーンだけだったらしい。
そこでビアンキが慌ててやってきた。
「リボーン！おかしいわ……ガードマンは私達を探してるわけじゃないみたいなの」
「当然だぞ。オレがオレたちの乗船手続きは済ませたからな」
「え……じゃあ最初から仕組まれてたってこと？」
「ってことはこの船は？この乗客は？」
「みんなマフィア関係者だぞ」
これだけマフィアに関わりたくないのに全く裏腹なことになってる
Aはがっくりと肩を落とした。
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しゃけ(プロフ) - このお話の最終話のほんと最後の部分で、苗字の設定がデフォルトのままです……！ (2020年9月8日 21時) (
レス) id: 739f78e142 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - もちぱふぇさん» そう言って頂けますと大変励みになります……！更新頑張ります！コメントありがとうございました＾＾ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1c1bad133d (このIDを非表示/違反報告)
もちぱふぇ(プロフ) - こんにちは！この作品ほんと好きでいつも楽しく見させてもらってます！これからも頑張ってください! (2020年6月10日 21時) (レス) id: c725358c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2020年6月6日 10時
