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「先ほど召し上がられたはずですけど」
「え！？」
テーブルを見ればぐちゃぐちゃに食い散らかしたさまがそこにあった。
そしてお腹いっぱいにふくれた、ランボが倒れていた。
「ランボくん？」
「ん」
Aが抱き上げるとランボは起きて、Aの服を掴んで抱きついた。可愛い。しかしまあなぜ彼がいるのか。
「アホ牛ったらママンとAがいないって言ったら泣き出してさ」
「ビアンキさん！」
「ってかなんであんたもいるんだ！」
「もう帰ってこないっておどしたらこの子まで泣きだしてさんざんよ」
「イーピンちゃんまで……なんでビアンキさん脅しちゃったんですか」
「あらーみんな来ちゃったの？困ったわねー」
全然困ってないように奈々は笑いながら言った。お母さんの鑑だなあと思いつつ、Aはランボとイーピンの頭を撫でながら少しほっとしていた。
「ってことはまさかあいつも……」
ツナがキョロキョロ辺りを見回せば、
「ルネッサンス」
「服着ろ！！」
リボーンがよくある甕を持った銅像のフリをしていた。お決まりだなあとAは諦めたように見る。
「つーかどっからはいったんだよ！！」
「正面からだぞ。正々堂々ガードマンを倒してな」
「んなーっ！倒しただってー！？」
「！つ、ツナくん！」
ゴツイ体をした船員がずらりとレストランに入るのが見えた。それに気づいたリボーンたちはテーブルの下に隠れる。
「ここらへんに不審な子供を見ませんでしたか？」
「いっ、いいえ」
ツナが答えれば向こうだとざっと行ってしまった。
それからツナがテーブルクロスをめくる。
「探されてんじゃん！」
「やべーな、みつかったらツナとママンとAもろとも途中の島でおろされちまうぞ」
「道連れですか……」
「心配しないで、うまくやるわ。私達も快適なバカンスを楽しみたいもの」
「まさか島に着くまで隠れ通すつもりか！？」
「何言ってんだ？オレたちはヒットマンだ」
ガードマンを消す！とかっこよくきめる四人に「それはだめだよ！」とAが慌てて言った。しかし聞くような連中ではない。ばっと戦闘態勢に入って行ってしまった。
「ちょ、おい！」
「ツナくん、手分けしよう！」
「うん！」
「奈々さん、みんなを探してきますね」
「わかったわ。ふふ、でもやっぱり皆いると楽しくていいわぁ……」
「何のんきなこと言ってんだよ！」
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しゃけ(プロフ) - このお話の最終話のほんと最後の部分で、苗字の設定がデフォルトのままです……！ (2020年9月8日 21時) (
レス) id: 739f78e142 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - もちぱふぇさん» そう言って頂けますと大変励みになります……！更新頑張ります！コメントありがとうございました＾＾ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1c1bad133d (このIDを非表示/違反報告)
もちぱふぇ(プロフ) - こんにちは！この作品ほんと好きでいつも楽しく見させてもらってます！これからも頑張ってください! (2020年6月10日 21時) (レス) id: c725358c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2020年6月6日 10時
