41.トマゾファミリー ページ13
「それでね、奈々さん、草壁さんがすごいリーゼントなんですよ」
「ええ？それは見てみたいわねぇ」
「雲雀さんは髪型普通なのに風紀委員みんなリーゼントで、私もしなきゃいけないのかびくびくしてたんですけど、強制じゃないからって」
「(リーゼントのAちゃん……)」
奈々とAが洗濯物を干しながら話している会話が耳に飛び込んできて、ツナはランボとゲームをしながらつい想像してしまった。強制じゃなくてよかったとツナも思う。
「ツナ、ちょっといい？」
「ん？」
「そこのハンガーとってくれない？」
「ん」
ツナがハンガーをとって奈々のかわりにAが受け取るときに、リボーンがいった。
「ツナ、ちょっといいか？」
「ん？」
「敵のアジトにのりこんでくれない？」
「それちょっとじゃねーだろ！！」
またさらっととんでもないこと言ってる。Aは苦笑しながらハンガーに最後の洗濯物を干した。
そういう話なら関わりたくないとそそくさにAは出て行こうとするとピンポンと呼び鈴が鳴った。
「はーい……獄寺くん、山本くん」
「え！どうしたの？」
「聞きましたよ！今日こそトマゾを壊滅してやりましょー！」
「内藤ん家、遊びに行くんだってな」
「(すでにくいちがってるー！)」
よくその状態で二人でこれるなと思うがきっと主に山本がいつもの山本節でいたのだろう。
「桜井も行くんだろ？」
「え、私は、」
「ったりめーだろ！Aは10代目花嫁候補の一人だし、な！」
「(な！じゃねーよ！)」
「一緒に暮らしてんのはそういうことかー」
「いや、Aちゃんはそういうつもりでうちにいるんじゃ……」
そんなこんなで結局Aもツナもロンシャンの家に行くことになってしまったのだが、
「っていうか、なんでハルやチビ達がいるんだよ！！」
途中からハルが入ってきて、出かけるなら一緒に行きたいとランボとイーピンも入ってきたのだ。
一応マフィアのアジトなんだがいいんだろうかとAは思っているとハルが満面の笑みでいう。
「ツナさん、ハルのことは気にしないでくださいねっ」
「え？」
「ハルは将来の夫のお仕事を少し拝見したらすぐおいとましますから」
「なっ！ちょっとまて！言い逃げすんな！」
ハルは言うだけ言ってさっさとランボやイーピンの元へ行ってしまう。それにはAはにこにこ笑いながら言う。
「ハルちゃん、本当ぐいぐいいくね」
「(のほほんと受け入られるのも複雑……)」
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しゃけ(プロフ) - このお話の最終話のほんと最後の部分で、苗字の設定がデフォルトのままです……！ (2020年9月8日 21時) (
レス) id: 739f78e142 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - もちぱふぇさん» そう言って頂けますと大変励みになります……！更新頑張ります！コメントありがとうございました＾＾ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1c1bad133d (このIDを非表示/違反報告)
もちぱふぇ(プロフ) - こんにちは！この作品ほんと好きでいつも楽しく見させてもらってます！これからも頑張ってください! (2020年6月10日 21時) (レス) id: c725358c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2020年6月6日 10時
