＊ ページ12
「何の真似だい？殺し合いするなら気軽に言ってくれればいいのに」
「ひ、雲雀さん、今のは何というか……」
どう説明したものかとAが思っていればまた銃声が聞こえた。今度はロンシャンが撃たれたらしい。
「もうお先真っ暗コゲ……過去も真っ暗コゲ」
「(嘆いて許しを乞うつもりだな！)」
「テルミ！なぜ着信拒否なんだ！」
「テルミってこないだの彼女さん？」
「うん……別れたってきいたけど……」
ふられたのか
はたしてそんなので雲雀が許すだろうか。ちらりと見れば雲雀は益々やる気になっている。
「まあまあ……雲雀さん、こんな無抵抗な相手をぼこぼこにするのは……」
「関係ない」
「でも、！」
「わっ！」
Aはツナの腕を引っ張る。ずがんと銃声がして、その弾は先ほどツナがいたところにあたった。
「これ嘆き弾！？」
「…………」
Aはイラつきからすっと冷たい目で屋上にいるマングスタを見据えた。
それはマングスタにもわかったらしい。
「ば、場所がバレてる上、」
あの目はやばい
マングスタは直感でそう思う。
「……Aちゃん？」
ツナに名前を呼ばれてAは目を閉じた後彼を見る目は穏やかだった。
「ごめんね、ツナくん狙われてイラっとしちゃって」
「え、」
「いいね、今の目。噛み殺したくなる」
「雲雀さん……あのですね、私もともと草壁さんに頼まれて雲雀さん探してたんですよ」
Aはそう言って、仕事たまってますと言葉を続けた。
「……仕方ないな。戻る」
「はい。じゃあね、ツナくん」
「う、うん！頑張ってね」
雲雀とAがいってしまうのを見送ってツナはさきほどのAの目を思い出した。ぞくりと背筋が凍るような、一瞬だったが見間違いだろうか。
「でもAちゃん、オレのために怒ってくれたのか……」
「顔にやけてんぞ」
「え！」
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200608
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しゃけ(プロフ) - このお話の最終話のほんと最後の部分で、苗字の設定がデフォルトのままです……！ (2020年9月8日 21時) (
レス) id: 739f78e142 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - もちぱふぇさん» そう言って頂けますと大変励みになります……！更新頑張ります！コメントありがとうございました＾＾ (2020年6月11日 10時) (レス) id: 1c1bad133d (このIDを非表示/違反報告)
もちぱふぇ(プロフ) - こんにちは！この作品ほんと好きでいつも楽しく見させてもらってます！これからも頑張ってください! (2020年6月10日 21時) (レス) id: c725358c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2020年6月6日 10時
