・・・・の部屋で..。(ＪＵＭＰ×ＪＵＭＰ)部屋シリーズ(１)

＝言えないよ・２＝ ページ25

「山ちゃん・・手・・つないでいい・・？」


山ちゃんは「はぁ〜」っとため息をついて、

ゲームのコントローラーを置いた・・・・。



・・・・怒ってるの？・・山ちゃん・・・。

不安になって「山ちゃん」って言おうとしたオレを見つめ、手を強く引っ張り

・・オレは山ちゃんの胸元に倒れ込んだ＿＿＿＿＿＿＿。




山ちゃんに近付いて・・香水の香りが・・鼻をくすぐる・・・。




オレは、同じ香りになりたくて、
おずおずと山ちゃんに腕をまわして・・抱きしめた＿＿＿＿＿＿。




山ちゃんは、オレの耳元で、

「大ちゃんは、手つないで・・そんで？
　・・抱きしめて・・それだけで、いいの・・？」と囁く。




耳に直に響く山ちゃんの声に・・お腹の下がゾクリと浮つく・・・・。




山ちゃんの香水の香りに酔って・・クラクラしながら

「やだぁ・・山ちゃん・・
　・・オレに・・キ・ス・・して・・ねぇ・・・。」



オレの口から、甘い吐息と一緒に出た言葉に・・自分でも・・驚いてしまう・・。




山ちゃんは、オレの首筋を優しく撫で・・

「ふふっ。・・よくできました・・。
　・・キスしたら、大ちゃん・・その続きもするよ？・・」


オレは、恥ずかしくって・・俯きながらコクリっと頷いた・・。




山ちゃんが、オレの顎を掴んで上を向かせ・・唇を重ねた＿＿＿＿＿＿＿＿。




「んっ・・ぅん・・・ふっ・・・」
深い深いキスに・・オレの心は・・蕩けていく・・・・。




力が入らなくなっていく身体を山ちゃんに預け・・・

・・オレは・・深いキスに・・・溺れていく・・・・・・・・。





瞳を閉じているオレの耳元で、


山ちゃんが艶のある・・低い声で・・・





「ベットに行けよ・・。」と言った＿＿＿＿＿＿＿＿。


オレは、ゆっくりと瞳を開け、山ちゃんの背中の服をギュッと握って


山ちゃんと・・・・見つめ・あっ・・た・・・。




＝おわり＝

ご挨拶→←「試練の部屋で・・。」(ym×ar)　＝言えないよ・１＝

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す