残したもの ページ12
数日後
学校にて
「ねぇ、Aには姉妹いるの？」
A「姉はいないけど兄はいるよ」
「Aのお兄ちゃんはどんな人？」
A「イケメン」
「確かにA、中学時から美女って呼ばれてたもんね」
A「そう？でも兄の方がイケメンだし頭もいいよ」
A「頭が良くて手先が器用で居合道が上手くて、イケメンで」
A「私の立派な兄だよ」
「私にも紹介して〜」
A「いつかするね〜」
聖「…」
僕は誰かに称賛されるほどの人間ではない、ただ君が大好きで君のために頑張っているんだ
数ヶ月後
「さぁ行くよ」
A「どこへ向かってるの？」
「Aと聖の本当のお父さん、の親戚よ」
数時間後
「久しぶりね〜、聖くんにはあったことがあるけど、Aちゃん、初めまして」
A「初めまして福城Aです」
聖「お久しぶりです、おばさん」
A「この家は…？」
「この家は2人のお父さん、良衛の家よ」
「あの2人が亡くなってからは家の所有権は私が持っているんだけど」
「聖が大学生になったらこの家を貰うって話、どうですか？」
「良いわね、大人になれば一人暮らしは必須だもの」
「そしてこれは良衛が残したもの」
A「刀…？」
「これを聖くんへって、聖くんが産まれる前から良衛が産まれたら居合道で立派になったらって話しててねぇ」
A「お…兄はとっても居合道上手いんですよ！」
「まぁそうなの？良衛も喜んでると思うわ」
「2人のお母さんはお医者さんで沢山の子供たちの命を救ってたわ」
「あの交通事故も2人を守るように庇って亡くなった…」
聖「僕、医者になる」
A「兄は理系得意だし英語もできるしピッタリだね！」
「Aちゃんは将来何になるか決めてるの？」
A「福城家は図書館の館主だから、図書館司書になりたいです！」
聖「暇さえあればずっと図書館で純文学の小説読んでるもんね」
「すごいわ家業を継ぐなんて！」
僕が大学生になったら一人暮らしか…
嫌だ、君と離れるなんて
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レヴィ(プロフ) - saraさん» 良いんですか！？もっとお話ししたいです！！ (10時間前) (
レス) id: fdbb850eca (このIDを非表示/違反報告)
sara(プロフ) - レヴィさん» めちゃくちゃ褒めてくれてありがとう、もし良かったらもっとお話したいのですがどうでしょうか？何かほかの所で繋がりますか？ (5月5日 11時) (レス) id: 3c059e52e6 (このIDを非表示/違反報告)
レヴィ(プロフ) - saraさん» はわぁぁぁぁ！！！完結おめでとうございます！距離感最高すぎますっ！！依存のすれ違い…新しい扉開きました！ありがとうございます！読みながらニヤニヤが止まりませんでしたっ！読みながらぐわぁってなったりして読み終わった後ひゃ〜って言葉しか出なかったです！ (5月5日 2時) (レス) id: fdbb850eca (このIDを非表示/違反報告)
sara(プロフ) - レヴィさん» 一人っ子なので兄妹の距離とかよく分からないんですよ、友達に色々教えてもらったのですが不自然なんですかね、聖君はガチ恋で妹は依存の型にしたつもりなのですが、きょうだいって難しいですね (5月3日 20時) (レス) id: 3c059e52e6 (このIDを非表示/違反報告)
レヴィ(プロフ) - 兄妹愛ですかっ！！…好きすぎます！聖君もっと激重感情滲ませていってくれ…それだけで喜ぶオタクがここにいるんだ！ (5月3日 0時) (レス) @page13 id: fdbb850eca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sara | 作成日時：2024年5月1日 23時
