平凡な俺様 (ページ9)

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A「さ、好きなの選んで‼︎‼︎」

HC『え？自販機？？？』

A「え？なんでハテナ顔？あ、、もしかして自販機初めてなの？！？ほら、ここにお金いれて！はい、この五百円使って！」

HC『え？ちょっ;;;;なんでお金くれるんだよ;;;;俺がお礼するって言ってんだろうが！！』

渡された硬貨を返す

A「ちょっ;;;;なんで五百円返すのよ;;;;お金持って無いんでしょ？！？」

HC『だから‼︎俺が出すって言ってんだろ！！ほら、これで買うぞ！！』

A「一万円札？！？ってお金持ってんじゃん‼︎でも、それは自販機では使えないよ‼︎だからこの五百円使ってよ！」

チャリン…

HC『あっ……入れちゃった;;;;』

A「さ、好きなの選んで‼︎」

HC『…お前UFOキャッチャーでたくさん取ってくれて、飲み物までおごってくれるのか……なんて良いやつなんだ…//』

ピッ…

どんな飲み物かよく分からんから、とりあえず適当に押してみた…

がこん！

HC『なんだこれ？』

ブドウの絵が書かれたフタつきの缶がでてきた

HC『お子様っぽいの選んじまった…ま、いいか。』

A「お、ぶどうゼリー！それ振るのが楽しいんだよね～」

プシュ

ぐびっ

HC『あ？なんだこれ？出てこねぇんだけど？不良品かよ！』

缶からチョロチョロ甘い液体が出てくるだけ…なんだこれ！！？

A「もしかして……ふってない？？」

HC『あ？なんだ？』

A「貸して！」

HC『ちょっ;;;;なんだよ;;;;』

Aは缶を取ると乱暴に振りだした…なんだコイツ…人におごったやつ振りまくるなんて……こんなの前にキュヒョナがジョンウンのコーラ振りまくってた時以来の光景だぞ………？

A「ふー…これでゼリー出てくると思うよ！はい！どーぞ！^^」

HC『お…////あ、ありがと…////』

可愛い笑顔で渡してくるからつい受け取ってしまったけど、、これジョンウンのコーラみたいに爆発するんじゃないのか…？

A「おーい！大丈夫？？ほら、のみなよ！」

プシュ

HC『わわわ;;;;やめろ‼︎爆発す……あれ？』

缶はジョンウンのコーラみたいにならず静か……

俺は恐る恐るジュースを飲んだ

HC『………んぐ！…な、なんだこれ‼︎』

喉にゼリー状の何かが通る……あ、これってゼリージュース？！？

HC『うめぇ！！！！』