平凡な俺様 (ページ1)

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『申し訳ございません…ただいま品切れでして…』

久しぶりの日本

ライブのリハが終わり、恒例のラーメンも食べあとはこれまた恒例のドン・キホーテへ

HC『まじかよ…俺のアイマスク…』

蒸気でホッと…できるアイマスクを愛用している俺。

『今朝、中国からのお客様がたくさんご来店されまして…;;;;都内の店舗に確認したのですが、どこも品切れで…;;;;』

韓国人のスタッフが申し訳なさそうに頭を下げる…

HC『チッ…大陸の連中のしわざか…』

マネ『こらヒチョラ！大陸にはお前も世話になってるだろうが…』

店員『本当申し訳ありません;;;;』

マネ『あー…そんな謝らなくていいので;;;;』

店員『しかしせっかくご来店されたのに申し訳ないです…;;;;』

マネ『いや、そんな;;;;』

店員とペコペコしあってるマネヒョンの隙をついて、俺は店内を自由に見てまわることにした

いつも横にいてくれるのは助かるが、たまには1人で買い物したいんだ俺は。

HC『おおー…‼︎』

何やら服がいっぱいあると思ったら、なんとコスプレの衣装！！

HC『制服が多いな………アスカちゃんの制服ないのか？』

ガサガサ…

HC『これは違うな…これは？メイドか…リョウギに着せてやるかな…』

RW『僕はメイドじゃないもーん！！』

HC『くくく…叫ぶリョウギの姿がたまらんな…よし、買う！←』

バンッ！！

HC『ΣΣ！！！』

何やら大きい物音がして完全にビビってしまった俺…

こんな姿は誰にも見られたくねぇな
てか何だよ今の音？イラっ

音がした通路の突き当たり付近に目をやると…

「あーー！もう！ここに置くなって言ってんのに！！もうっ！！」

廊下の突き当たりに店員？がいて
日本語は少ししか聞き取れなかったけど……なんか怒ってんのか？

「だぁーー！！もう！重い！！あーーー！」

床に置いてある何個か積まれた段ボールを、一生懸命押している…

バンッ

乱暴に押すから、積まれていた段ボールが一つ下に落ちた…

どうやらさっきの大きい物音は落下した段ボールの音だったらしい……

「おいしょ……もう！重い！」

下に落ちた段ボールを上にあげようとしてる店員……だけど重いらしくよろけてる…

バンッ

「あーーまた落ちた！！もぉーーー！」

HC『くくく……』

コントかよあの店員…つい笑ってしまったらバチッと目があってしまった