＊２９−7＊HC ページ44
マンネとの通話を続ける。
HC「あ、聞こえたか？」
KH「ばっちり聞こえました」
HC「後でAの新しい番号メールするからかけてやって？」
KH「ヒョンはどうするんですか？」
HC「今、Aに預かった手紙読んでる…ところ…だ。マジかよ」
KH「ヒョン？」
HC「いや、下手に動けば俺らの事もバレる。」
マンネはため息を漏らして言った。
手紙に書かれていたことをかいつまんでマンネに説明すると、マンネは絶句していた。
念のためメンバーにも知らせるよう伝えると、ため息交じりの返事が返ってきた。
KH「…サプライズどころじゃないですね。シウォニヒョンには中止だって僕が連絡します、ヒョンも身の回り気をつけて」
HC「わるいな…」
KH「いえ、いつかのクラブの罪滅ぼしですから」
HC「…じゃあさ、そのついでに一つ頼まれてくれない？相当急ぎで。」
マンネに頼めばすぐに調べてくれると踏んだ俺。
オタクのネットワークって強いから。
引っかかってることを伝え、あることを頼んだ。
通話を終えて、Aからの手紙をもう一度読む。
家の中に誰かが入った事、盗撮や盗聴されてる可能性。
俺の事がばれたときは、自分(A)を犠牲にしてくれて構わないということ。
そして、宅配されてきた箱の中身について。
俺は不自然さを感じていた。
もしその宅配で送られてきたの中身が、Aの下着や盗聴と同一人物なら、おかしいと思うから。
少ないパーツのような情報をフル稼働させて、俺はマンネにあることを告げたんだ。
ある可能性。
ほんの少しの違和感の正体。
「ヒチョルシ！」
振り返るとにっこり笑うスミン。
HC「何？」
「お昼ご飯、行かない？」
正直それどころじゃないんだけど、向こうのほうで数人の仲間も見えて。
俺は仕方なく同行することにした。
合流直前、スミンが俺の肩に手を置いて、ぐっと力を入れた。
「ヒチョル、顔が怖いよ」
いつもヒチョルシって呼ぶのに、なんでいきなり？
しかも、超ご機嫌…。
だけど何か引っかかる笑顔。
気持ち悪い感じの、勘が働く。
この女、普通の女じゃない。
これは俺の直感だった。
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しお(プロフ) - jonticさん» ありがとうございます！SJのお話は実はこれが初めてで、試行錯誤だったりしますｗｗ更新頑張ります！ (2014年6月10日 14時) (
レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
jontic(プロフ) - うふふ。そうです、、最近自分の更新すらおぼつかなく以前のように他の作家さんの作品を読んでいなかったのですが見つけちゃいました！更新楽しみにしています！ファイティング！ (2014年6月9日 20時) (レス) id: 1fe14e6c9e (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - jonticさん» まさか!!!間違ってたらすみません。チャニョルとミノのお話書かれてますよね？！ひー!!!実は読んでます！（ほかの作品はまだ手が付けられてません、作品の数を見て白目）恐れ多くもコメントいただけるなんて!!!すみません、私コメント残さず読んでます！ひー（白目） (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - minoko1002さん» ありがとうございます。毎日更新していきますので時々もやもやさせてしまうかもしれませんが（いいところで切れてたりしがちなんです、私）最後までお付き合いくださるとうれしいです (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - 藍さん» ありがとうございます。番号のふり間違いです。直しました (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐
| 作成日時：2014年5月14日 9時
