＊２９−６＊HC ページ43
スミンの誘いをかわして、業務に戻る。
デスクワークって単調で俺には絶対向いていない。
昼休みになって、まだAが寝てるんじゃないかとおもって連絡を入れる。
だけど呼び出し音がなることは無く。
不自然に感じた俺は誰かに尋ねようとメモリーを開く。
Aと連絡取ってるって言ってたからもしかして、と期待して発信。
かすれ気味の声で出たキュヒョナ。
HC「あのさ、Aと連絡取れる？」
KH「は？」
HC「今連絡が取れない。マネさんの番号は知らないし…まさか事務所にかけられないだろ？」
KH「…携帯壊れたんじゃないですか？…は？…なに？リョウガ…？」
途中で部屋にリョウクが来たらしく、会話がクロスしてる。
HC「とりあえずかけてみてくれ」
そういって通話を終えてネットを立ち上げると、真っ先に飛び込んできたニュース。
”女優のコ・Aシ宅に侵入者。被害を警察に届ける。Aシは無事”
そういうタイトルのニュース。
クリックしようとしたタイミングで再びマンネからの着信。
HC「ヨボセヨ！」
KH「ヒョン、大変ですよ！」
HC「ああ、今見た」
庁舎ではまずい話題だから、人気の無いスペースまで移動する。
KH「やっぱり通じません。今リョウガがネットのニュースの件知らせてくれて、パソコンで見てます。どうするんですか？」
落ち着け俺。Aは無事だからとりあえず安心しろ俺。
そう思ってると役所の前の道路に一台の車が止まる。
運転席から顔を出して俺を呼ぶのは…
HC「Aのマネ？！」
俺は通話を切ることを忘れて駆け出した。
マネは紙を渡してきた。
「説明は後でします。Aは無事です。これ念のため携帯変えました。新しい番号です。漏れないように！」
HC「何が起きてるんですか？」
「サセンか…ストーカー…精神異常者かも」
HC「え？」
「あのマンションには帰らないで！あなたも危ない！」
HC「あいつは？」
「しばらくホテルを転々とします。これ、Aからあなたに預かってきました」
HC「あの！」
「はい！」
HC「あいつを…頼みます」
「もちろんです。あなたも気をつけて」
Aのマネが手渡した手紙をポケットに突っ込むと、Aのマネはものすごい勢いで車を走らせて去った。
車を見送って携帯に視線を移すと、その場で電話を耳に当てた。
「ヒチョル、あのビッチ女優にマジなんだ…」
俺のすぐ側でそう呟いた女が一人いることに、まだ気付かない俺。
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しお(プロフ) - jonticさん» ありがとうございます！SJのお話は実はこれが初めてで、試行錯誤だったりしますｗｗ更新頑張ります！ (2014年6月10日 14時) (
レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
jontic(プロフ) - うふふ。そうです、、最近自分の更新すらおぼつかなく以前のように他の作家さんの作品を読んでいなかったのですが見つけちゃいました！更新楽しみにしています！ファイティング！ (2014年6月9日 20時) (レス) id: 1fe14e6c9e (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - jonticさん» まさか!!!間違ってたらすみません。チャニョルとミノのお話書かれてますよね？！ひー!!!実は読んでます！（ほかの作品はまだ手が付けられてません、作品の数を見て白目）恐れ多くもコメントいただけるなんて!!!すみません、私コメント残さず読んでます！ひー（白目） (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - minoko1002さん» ありがとうございます。毎日更新していきますので時々もやもやさせてしまうかもしれませんが（いいところで切れてたりしがちなんです、私）最後までお付き合いくださるとうれしいです (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - 藍さん» ありがとうございます。番号のふり間違いです。直しました (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐
| 作成日時：2014年5月14日 9時
