＊２６−２＊ ページ16
美容室でセットして、例のドレスを見に纏う。
今日のためにダイエットもしたし、エステだっていった。
スタイリストオンニ(この呼び方おかしくないか？)に言われたように、ちゃんとヒチョルに協力してもらって。
(っていうか、得してるのヒチョルだけじゃない？)
抜かりない作品になったと思う、わたし。
「うーー！！チェゴ(最高)あんた今、世界一綺麗よ！」
「言いすぎだよ。」
「何言ってんの？韓国中のナムジャがあんたのその姿見て、前かがみになるわよ」
前かがみって...言ってることが下品なのは相変わらずだけど、満足そうでなにより。
「…やっぱり、過激じゃない？」
「何言ってんのよ。中国女優はもっとエグイドレスだわよ！皇后陛下が地味ではダメでしょう！」
「うーん、、、」
「自信持ちな。あんた間違いなく、もうこの国のトップ女優だから！」
胸元ぱっくり開いたドレス。
スリットはきわどいライン。
サーモンピンクのドレスだから、肌との境目が分からなくて余計にえろい。
背中はおしりギリまで開いたデザイン。
鏡に映る自分を見て、ヒチョルに想いを馳せる。
この私の姿見て、ヒチョルはなんていうかな？
きれいだって言ってくれるかな？
(ヒチョルって自分より綺麗な女はいないって言ってるしハードル高すぎるけど)
耳元に輝くあるものに触れてにっこり笑う。
鏡にマネが映りこんで目が合う。
「チェ・シウォンシの車、もうすぐココに来るから」
そう言われてハンガーにかかってるコートを羽織ろうとする。
それを止めたスタイリストのオカマ。
「これはいらないわ、こんな野暮ったいもの、あんたにはいらない」
そういってコートは無残にも奪われた。
「はあ？！外氷点下だよ！？・・・馬鹿なの？！寒いじゃん！」
「そんなの着てレッドカーペット歩くバカどこにいるの？…持っていくのは良いけど、車に残して出なさいよ」
ふふん、って意地悪そうに笑うスタイリストだけど。
彼(っていうと怒る)を信じてよかった。
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しお(プロフ) - jonticさん» ありがとうございます！SJのお話は実はこれが初めてで、試行錯誤だったりしますｗｗ更新頑張ります！ (2014年6月10日 14時) (
レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
jontic(プロフ) - うふふ。そうです、、最近自分の更新すらおぼつかなく以前のように他の作家さんの作品を読んでいなかったのですが見つけちゃいました！更新楽しみにしています！ファイティング！ (2014年6月9日 20時) (レス) id: 1fe14e6c9e (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - jonticさん» まさか!!!間違ってたらすみません。チャニョルとミノのお話書かれてますよね？！ひー!!!実は読んでます！（ほかの作品はまだ手が付けられてません、作品の数を見て白目）恐れ多くもコメントいただけるなんて!!!すみません、私コメント残さず読んでます！ひー（白目） (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - minoko1002さん» ありがとうございます。毎日更新していきますので時々もやもやさせてしまうかもしれませんが（いいところで切れてたりしがちなんです、私）最後までお付き合いくださるとうれしいです (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - 藍さん» ありがとうございます。番号のふり間違いです。直しました (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐
| 作成日時：2014年5月14日 9時
