＊映画祭＊2012年X月 HC ページ15
映画祭の日、俺は宿舎に居た。
その日は夕方からレッドカーペット(レカペとする)の中継が入るとかで。
誰が声をかけたわけでもなく、活動も無い俺たちはナゼか大集合していた。
クラブでの一件以来、Aのことを”ヒョンスニム”と呼ぶようになったメンバー達。
ジョンスはさすがにAより年上だからフルネーム呼びだったけど。
特にドンヘはドラマでも一緒だったのもあり、あのブチギレたAを見たこともあり。
すっかり”ヒョンスニムー♪”って感じでなついていた。
キュヒョナは未だにAのおもちゃになっている。
そのたびにへそを曲げて、卑屈になっている気がしないでもないが、面白いので放置。
HC「お前何やってんの？」
KH「高画質でしっかり録画せよ！と、ヒョンスニムが仰せなもので」
パソコンでカチャカチャなんかやってるマンネ。
ホントにAの言いなりになってるんだなんて生温かい視線を送っておく。
ふとむくみ顔のマンネがこっちを見る。
KH「ヒョンって、モノ好きなんですね。」
「うっせ、ちゃんと録画しとけよ」
居た堪れなくなって、キュヒョナの話しを無視して輪の中に戻る事にする。
RW「ヒョンスニム、今日のこと何か言ってたー？」
HC「うーん、ドレスがどうとか…なんか凄いから見てね！って…」
DH「あー、ヒョンスニム思った以上にスタイルいいし、胸がこう…」
胸の辺りを掴む素振りをしたドンヘを蹴り飛ばす。
ホント中学男子の集まりみたいな会話が飛び交う中、いよいよ中継が始まった。
高級車から降りてきたシウォナは、無敵のイケメン。
そんなシウォナがカメラを見つけ一瞬だけ”ふっ”ってこちらを指差して笑った。
その指の指す方向を追っていくカメラ。
まるでスローモーションのようだった。
雪まで降り出した会場。
ライトが車の周りを囲む。
足元からズームアップされた女。
車から降りてきたのはまるで女神のようなAだった。
真冬の寒空の元、かなり寒いはずなのに、コートも羽織らず颯爽と立ち上がるネ、ヨジャ(俺の女)。
「「「ジーザス!!!」」」
その場でテレビの前に居た全員、完全にシウォナの顔だった。
ウネは側でピョンピョン興奮してるし、マンネはチラッと意味ありげにこっちを見るし。
俺は、手に持ってた携帯を落とした。
…なんだあれ！
あんなのダメだろ！！！！
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しお(プロフ) - jonticさん» ありがとうございます！SJのお話は実はこれが初めてで、試行錯誤だったりしますｗｗ更新頑張ります！ (2014年6月10日 14時) (
レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
jontic(プロフ) - うふふ。そうです、、最近自分の更新すらおぼつかなく以前のように他の作家さんの作品を読んでいなかったのですが見つけちゃいました！更新楽しみにしています！ファイティング！ (2014年6月9日 20時) (レス) id: 1fe14e6c9e (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - jonticさん» まさか!!!間違ってたらすみません。チャニョルとミノのお話書かれてますよね？！ひー!!!実は読んでます！（ほかの作品はまだ手が付けられてません、作品の数を見て白目）恐れ多くもコメントいただけるなんて!!!すみません、私コメント残さず読んでます！ひー（白目） (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - minoko1002さん» ありがとうございます。毎日更新していきますので時々もやもやさせてしまうかもしれませんが（いいところで切れてたりしがちなんです、私）最後までお付き合いくださるとうれしいです (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - 藍さん» ありがとうございます。番号のふり間違いです。直しました (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐
| 作成日時：2014年5月14日 9時
