＊２５−３＊ ページ12
「ちょっと、ヒチョル！」
黙ったままのヒチョルにエレベーターに押し込まれる。
フロアーが上昇するたびに、一歩ずつ近づくヒチョル。
その目は正に”宇宙大スターご乱心”って感じで。
エレベーターが目的の階を示したと同時に、わたしはヒチョルの横をすり抜けて走り出した。
、、、だけどすべてにおいてヒチョルのほうが有利で。
腕を掴まれて動けない。
そのまま壁に押し付けられる。
「ちょっと！見られる！！！」
HC「見られて困る？」
「困るのはヒチョルのほうでしょ！」
ぐっと腰を掴まれて、離れない。
線の細いからだの癖に、しっかり強さはナムジャで。
その刹那思い出したのは、初めてのキスシーンのヒチョルの顔。
「、、、話しを、しよ？」
観念した私の様子に納得したのか、ヒチョルの手の力が緩んだ。
HC「アラッソ」
部屋のロックを空けると、ヒチョルは私より先に入って行く。
きっと今の私とヒチョル、何かが足りない。
その何かを見つけるために、向き合わなきゃいけないんだ。
私はヒチョルのことを思って。
ヒチョルは私を思ってしてる事が、全部裏目に出たんだ。
部屋に入ったヒチョルはダンッ！と大きな音をさせて千切れたペンダントをダイニングに置いた。
私の怒りの矛先になってしまったヒチョルからのソンムル。
罪悪感が押し寄せて、見られなかった。
HC「これは、、、ないだろ」
え？、、、、あの中国の夜と同じ。
赤い目のウサギみたいなヒチョル。
あの日と違うのは、その原因が他でもない私の行動だってこと。
え？悪いことしたのは、ヒチョルでしょ？
あのヨジャを抱こうとしてたじゃない？
私はため息をついた。
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しお(プロフ) - jonticさん» ありがとうございます！SJのお話は実はこれが初めてで、試行錯誤だったりしますｗｗ更新頑張ります！ (2014年6月10日 14時) (
レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
jontic(プロフ) - うふふ。そうです、、最近自分の更新すらおぼつかなく以前のように他の作家さんの作品を読んでいなかったのですが見つけちゃいました！更新楽しみにしています！ファイティング！ (2014年6月9日 20時) (レス) id: 1fe14e6c9e (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - jonticさん» まさか!!!間違ってたらすみません。チャニョルとミノのお話書かれてますよね？！ひー!!!実は読んでます！（ほかの作品はまだ手が付けられてません、作品の数を見て白目）恐れ多くもコメントいただけるなんて!!!すみません、私コメント残さず読んでます！ひー（白目） (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - minoko1002さん» ありがとうございます。毎日更新していきますので時々もやもやさせてしまうかもしれませんが（いいところで切れてたりしがちなんです、私）最後までお付き合いくださるとうれしいです (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - 藍さん» ありがとうございます。番号のふり間違いです。直しました (2014年6月9日 11時) (レス) id: c026f6b756 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐
| 作成日時：2014年5月14日 9時
