親友の弟 ページ2
ジュンミョンくんの優しさかもしれないけど、やっぱりちょっと苦手…。
SU「ジュンミョン、声でかいよ。Aさん、お疲れ様です。」
「お疲れ様。」
SY「あんた、本当に人気者なのねぇ。私なんて、声もかけられてないのに(笑)」
「人気者？まさか、5歳も離れてる子だよ？私が、教えたからだよ。スヨンは隣の部署だからじゃない？」
SY「あんたって、本当に鈍感なんだね(笑)」
「鈍感って…スヨン…私は男性が苦手なの知ってて…。」
そう、スヨンは同期で私の過去を知っている人物の一人。
SY「はいはい。じゃ、とりあえずディナーだけしていこうよ。」
「うん。」
やはり、調子が良くないのか私は軽めに食べて帰ろうとしたけどそういう時に限ってスヨンの弟の友達とやらに出会ってしまう…。
SY「A…ごめんね。男性が苦手なのは知ってるけど、一緒にいい？」
まぁ、弟くんの友達じゃ断れないよね…。
「いいよ。」
SY「じゃ、ジュンインくんここ座って。」
KI「なんだか、すみません…お邪魔しちゃって…。」
「いえ。学生じゃお金もあんまりないだろうしお姉さんにおごってもらいな。」
SY「もう、Aったら‼ジョンインくん、ごめんね。こっちは私の親友のA。今日は体調悪いけど付き合ってもらったからこんな感じだけど気にしないでね。」
KI「えっ⁉それなのに俺…お邪魔してすみません…。」
なんだか、しゅんってなっちゃった。
「いいえ。私のことは気にしないでくださいね。」
SY「そうそう。あっ⁉ヤー、ベッキョナ‼うん⁇その子は?」
BE「ヌナ〜あっ!!Aヌナ、お久しぶり〜‼うん?こいつ?後輩のセフン。」
ベクちゃんの声がして返事をしようと顔を上げたとき驚きすぎて声が出なかった。
SE「ベッキョニヒョンのヌナですか?初めまして、後輩のセフンです。」
ふにゃっと笑う顔…声こそは違う物の…ジョンスと瓜二つだった…。
SY「A、大丈夫?初めまして、セフンくん。」
BE「Aヌナ〜?って、ジョンインじゃん!!何、ちゃっかりヌナと食事してるんだよ!!」
”ヌナ〜”なんて私の目の前で手を振るベクちゃんにすら反応できないほどセフンくんに見入ってしまっていた。
SE「あっ、あの…？僕の顔に何かついてますか…？」
「あっ⁉」
その声で我に返った。
続く
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作者名：朴希 | 作成日時：2019年4月24日 0時
