最年長のハリネズミ (ページ32)

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遊園地　後半ページ32

黄「ジェシー、お化け屋敷平気？」

赤「Ahahaha〜こーち、俺、苦手に見える？んなわけないよ」

黄「あ、そう？もし苦手なら、手繋ぐとか」

赤「苦手です。手繋ぎお願いします。」

食い気味に言われた…

黄「わかった。俺、苦手じゃないから前の方にいるよ。ジェシー見るのも嫌なら、俺の後ろで隠れるようにね。まぁ、ジェシー大きいから意味ないかもだけどw」

赤「こーちぃー、ほんと、好きっ！」

黄「はいはい。じゃあ、さっさと終わらそうか。俺ら先行くね」

俺とジェシーは最初に入った。お化け屋敷に入った直後からバックハグのような状態。歩きにくいけど、仕方ない。出口に出て外すように言うが

赤「いや、まだお化け屋敷の中だ。まだ離さない」と言って外してくれない。

他のメンバーが出てきて、ジェシーを剥がしてくれた。暑かったから助かったよ。

次はジェットコースター。あー、得意じゃないから憂鬱だ。

黒「こーち、俺とのらない？」

黄「あーほんとは乗りたくないけど、隣宜しくね」

黒「OK、ブラザー！」

黄「んだよ、それw」

ジェットコースターの安全バーが下がる。

黄「ゴメン、北斗。手握っていい？」

黒「いいよw」

黄「サンキューって、うわぁー始まったぁー」

あ、ヤバイ…かなり手に力が入る

黄「あーーほくとぉーーー」

ジェットコースター終了後、べンチへ移動。

大我が俺の隣に座り、他のメンバーは飲み物などを買いに行った。

黄「今ので力尽きた。もう乗り物は勘弁」

桃「乗り物で疲れたなら、このあと、キャラクターショーとか見るのどう？」

黄「へぇ。キャラクターショーなんてあるんだ。知らなかった。大我、よく調べたね」

桃「うん。ここのキャラクターショーって、某アンパンの作者の人が作ったのらしいから可愛いみたいで興味あって。」

黄「俺、某アンパン好きなんだよ。それ見たい！絶対見に行こう！他の皆が見なくても２人で行こうよ！」

桃「うん！」

買い物から戻ってきたメンバーと話し合って、キャラクターショーを見て帰ることにした。

キャラクターショーは、俺と大我がノリノリで他のメンバーはそれを見守る保護者。いやいや、楽しんだもんがちでしょ？

黄「これで帰るけど、電動自転車で帰るのもしんどいよな」

青「帰り方変更しといた。先生達に車で迎えにきてもらうよ。自転車も回収してくれるって」

黄「そうなの？」

青「買い物してる間に連絡しといたんだ。あ、こーち俺の隣ね」

黄「了解！」