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兎が65匹 ページ6

人集りに入ったのはいいが小さなAの体は沢山の人達によってフラフラ。


もう流れに任せている状態だ。





「あ……」


流れ着いた場所は人集りの中央付近。


そこにいる人達の中に見知った人が何人か見える。





「あ、久しぶりですねィA。何しに来たんでさァ」


その中に沖田総悟。




「久し、ぶり。Aも、ここ、いる」


「なら俺の首にでも絡まっときな」


「?」




Aを軽々と片手(左)で持ち上げるとAの両手を自分の首に誘導させた。


言っている意味をやっと理解したAは素直に首へ抱きつく。





すると丁度銀行の扉があいた。





「いいからこいってんだよ。あれだ、マロンパフェ食わしてやっから。な?」






中からAの見覚えある人が。






「ちょッ離してヨ。離れて歩いてヨ」


「なんだ、お父さんと歩くのが恥ずかしいのか!?どこだ!どの辺が恥ずかしい?具体的に言え!お父さん直すから!」


「もうとり返しのつかないところだヨ」


「神楽ちゃん、人間にはとり返しのつかない事なんてないぞ!どんな過ちも必ずつぐなえる!!」


「無理だヨ〜、一度死んだ毛根は帰ってこないヨ〜」







「パピー…!」


「ん………っ…A、Aなのか!!」


「パピー」




沖田からおりるとすぐに星海坊主のところへ行った。


ちょっと寂しいと思った沖田。





「まさか神楽ちゃんと一緒にいるなんてな。予想してなかったぞ!」


「パピー、久し、ぶり。パピー、会えて、A、嬉しい」





Aの顔が少し嬉しそうに見えた。





「よし!Aにもパフェ食わしてやる!」


「イチゴ、ホイップ。プリンも、ついてる、やつ、欲しい」






「すいませーん僕もマロンパフェいいっすかね〜」


銀行から出てきた銀時と新八。





それからAと神楽達は近くにあるファミレスへ向かった。


行く途中沖田に手を振るA。


沖田も手を振り返して、また会いやしょうと言うとパトカーに乗って帰って行った。

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妖狐の巴衛 - 遅くなったけど更新おめでとう! (元、雪之吹雪神姫) (2016年9月3日 7時) (レス) id: 5d057d80df (このIDを非表示/違反報告)
ウーロン茶 - 更新楽しみにしてます! (2016年5月4日 2時) (レス) id: 07745c7cb6 (このIDを非表示/違反報告)
雪之吹雪神姫 - マジですか! (2016年3月28日 8時) (レス) id: 5d057d80df (このIDを非表示/違反報告)
バナナミルク(プロフ) - カントリーロードさん» ありがと!最新頑張るわ(=゚ω゚)ノ (2016年3月4日 7時) (レス) id: 8f041fc114 (このIDを非表示/違反報告)
カントリーロード - この作品、面白いですね。これからも最新を楽しみにしていますよ。頑張って下さいね (2016年3月3日 22時) (レス) id: e8737af675 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:バナナミルク | 作成日時:2016年1月24日 3時

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