神威の兎【銀魂】_参_ (ページ3)

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兎が62匹ページ3

新八said

ひとまず僕達はソファーに座った。

僕と銀さんの前にはAちゃんと神楽ちゃん。

「まず今までの出来事をまとめますよ。いろいろとこんがらがってよくわからないんで。だから何があったかを皆で話し合いましょう」

「地球に来た理由は仕事探しアル」

「そんなところまでまとめないから;;今日の出来事を言ってくれれば」

「今日、A、家出、した」

「Aちゃんって家出してきたのッ!?」

違う意味でびっくりした。

えっと、僕なりに三人の少なすぎる情報をまとめると…

朝Aちゃんは家出と言うなの外出ををしに地球にやってきて、どういうわけか銀さんの布団の中に潜り込んでいた。

朝起きて銀さんが布団をめくったらAちゃんがいてびっくり。

それから「Aはもともと俺達と住んでたんだ。絶対そうだ(汗)」と現実逃避して僕が来るまでAちゃんとくつろぐ。

そこに僕が登場して騒いでたら寝起きの神楽ちゃんがやってきた。

「というわけですね…なんか凄い朝を送った気がする;;」

「やっぱり俺達とAは一緒に住んでなかったのか…」

「当たり前ですよ！なに当たり前の事言ってんですか！」

「銀ちゃん！このままAをうちに泊まらしちゃだめアルかっ！Aと離れたくないヨ！(泣)」

神楽ちゃんは泣きながら隣に座るAちゃんを抱きしめた。

そっか…姉妹なのにいつも一緒にいれないから神楽ちゃんも必死なんだね。

「でもなぁ…部屋はもうねーし。俺の部屋にいさせるか」

「だめに決まってるだろぉぉがぁぁ！！！Aは私と一緒に寝るアル！変態ロリコン銀ちゃんと寝させないからな！」

「てめぇの狭い押し入れにAと2人で入れるわけねーだろ。そんなに銀さんの押し入れはデカくないからね～」

ちょっと銀さん;;鼻くそほじるのやめてくれません…？

「銀ちゃんはAと一緒にいたくないアルか！」

「一緒にいてぇけど事情ってのがあるのー！」

このままじゃ話が進まない。

僕の家にいてもいいけど姉上がなんていうか。