裏切り者は鬼化した…けど【鬼滅の刃】 (ページ14)

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拾・見てはいけなかったページ14

〈Asid〉

義勇に昨日のお礼言わなきゃ。
私は、鬼殺隊を辞めるか続けていくか……。

［Aは、隊服に着替え、義勇の屋敷に向かう］

義勇は、今日、任務なかったよな。
何にも持ってこなかった……どうしよ。
鮭大根作ってやるか……。
これでも料理は得意だし。

［冨岡の屋敷に着く］

『おーい、義勇…』

返事なしか…戸締りちゃんとしてんだろうな。

［Aが戸を開ける］

『……』

え？は？してなかった……期待した私が馬鹿だった。って、義勇に女なんていたっけ？
まぁ、関係ないし良いか。

『義勇ー入るぞー』

［Aは靴を脱ぎ部屋に向かう］

義勇の屋敷って綺麗だなぁ。意外に←
何回か来てるけど。

［Aが戸を開ける］

『……』

冨「……(え？)」

沢「(ﾌﾌｯ…良いタイミング)」

［Aが戸を閉める］

御取り込み中だったか……。って！そうじゃなくて！何で沢野と義勇が接吻…してた。
マジで…あ、そーゆー関係になったのね？
味方が一人減っちゃった感じ？
もう終わってるよ…ね？

［Aが再び戸を開ける］

沢「雪原さんに見られちゃったぁ。じゃあ、また来るね。義勇さん(・・ )！」

［沢野が出て行く］

『御取り込み中すんません』

冨「い…いや……大丈夫だ」

『あ、昨日はありがとね』

冨「あぁ」

『…ホントに大丈夫か？』

絶対大丈夫じゃねぇな。

冨「……」

いやいや、黙るな。気まずいから。
帰るか。

［Aが立ち上がる］

ん？進めない…。

［冨岡がAの腰に抱きついている］

『離せ…帰らせてくれんか？』

冨「座れ…(もう少し)このままが良い」

［Aが座る］

『(甘えてんの？沢野に接吻されて可笑しくなった？)どうした？』

冨「……別に何でもない」

［十分後］

『良い加減離して』

冨「……」

［Aが後ろを向く］

冨「(( _ _ ))..zzzZZ」

『コイツ(義勇)寝てやがる』