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テストの後は自由時間。今日は外で鬼ごっこか。
エ「レイは？」
レ「パス」
エ「チェッたまには混ざればいいのに。Aは？」
『まだ病みあがりだから今日はやめとく』
エ「そっか〜無理しないでね！」
何を隠そう一昨日まで高熱にうなされていた身だ。おとなしく定位置、レイが寄りかかっている木に登る。
ド「うへっノーマンが鬼だ！」
ドンが叫んだ。これはすぐ終わるなぁ。
ノーマンはすごく頭がいい。体力はないはずなのにみんな捕まってしまう。今日もそう。
ド「何これすでにほぼ全滅じゃん！」
ナ「ははは、ノーマン鬼だとこうなるよ」
ア「あと生き残ってるのはエマ1人」
最後はやっぱり....
「「「エマとノーマンの一騎打ち！」」」
レ「で、」
エ「また捕まっちゃったーっ！」
レ「ラスト1人で10分持ちこたえたぞ、新記
録じゃないか」
エ「くやしー！なんで！？」
レ「問題、現状ノーマンにあってエマにないものなーんだ？」
エ「いっぱいありすぎて...」
レ「戦略だ。単純な身体能力ならエマの方が 上だ。だがノーマンは頭が強いハンパない。そして鬼ごっこはまさに戦略を競う遊びなんだよ。体をフルに使ったチェスみたいなもんだ。」
エ「鬼ごっこが？」
ノ「そこが鬼ごっこの面白さでしょ」
レ「な？だから強いんだよ」
ノ「で当然レイやAにもあるんだよ戦略ってやつが。あるどころかレイは僕よりずっと策士だよ。」
レ「それを言うならAだろ」
『買い被らないでよ』
エ「敵の策を読む...か...」
ナ「やっぱちげぇなあの4人は」
ギ「そうね、中でもダントツの頭脳を持つ天才ノーマン、その天才と唯一互角に渡り合える博識で知恵者のレイ、圧倒的な観察力で情報掌握に長けたA、抜群の運動神経と驚異的学習能力で常に他3人に追随するエマ」
ナ「マジ何食ったらあぁなるんだよ！」
ギ「食べてるものは同じよ。きっと神経系のできが違うんだわ」
ド「要するにバケモンなんだよ施設が生んだバケモン！だが常人には常人の戦い方がある。」
お、こっちに来た。
ド「2回戦やろうぜ！次ノーマン以外全員鬼
ってのどうよ！」
せこっ！
なんか今みんなの心の声がハモった気がする。
ノ「いいよ捕まらないから」
ド「言ったな〜後悔すんなよ！絶対最後捕ま
えようなコニー！」
コ「うん！」
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空(プロフ) - 完結おめでとうございます!!すごく面白かったです!! (2018年10月8日 13時) (
レス) id: 819f837169 (このIDを非表示/違反報告)
へびいちご日和 - 空さん» 暖かいコメントありがとうございます！なんとか完結させることができました！ (2018年10月8日 8時) (レス) id: 29fdad6945 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - すごく読みやすいし、読み進めるたびに次はどうなるんだろうとドキドキします！！更新頑張って下さい！ (2018年9月30日 17時) (レス) id: 819f837169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：へびいちご日和 | 作成日時：2018年9月21日 22時
