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ギ「え」
ド「鬼？農園？」
まぁそうなるよね。あとは
ギ「レイが内通者...」
エ「私たちのためにね」
エマがフォローする。
ド「じゃあレイはあの日コニーがどうなるか分かってたのか。4人は俺たちを敵だらけの世界へ騙して連れて行こうとしてたってわけか。」
地に落ちた信頼。またハードルが上がった。
ド「ハッ…アハハっ…ハハハッ」
急に笑い出す。正直気味が悪い。あいつ...っ！危ない！
ド「ふざけんな！」
エ「ノーマン！」
ドンの拳が捉えたのはノーマンだった。
衝撃でそのまま後ろに倒れこむ。
『平気？』
ノ「うん。ありがとう」
レ「おいドン！」バキッ
レイもドンに殴られる。
『レイ！』
その間にもドンはエマの胸ぐらを掴み殴ろうとしている。さすがにそれはさせない！
だが、その拳はエマに届く前に降ろされた。
『ドン』
今にも泣きそうな顔をしている。
ド「そんなに荷物なのかよ…そんなにお前らにとって俺達は守ってあげなきゃ何も出来ないザコなのかよ」
エマがひどく驚いた顔をしている。
ド「嘘つく理由くらいわかってるよ」
なんだバレてたのか。
ド「全て俺たちを守るため、だろ？けどさ頼ってくれたんじゃねぇのかよって。悔しいっつーか惨めっつーか。俺達お前らみたいに出来はよくない、よくないけど！家族だろ兄弟だろ」
そんなにも思いつめていたなんて
ド「少しは信じてほしいんだよ！」
『...ごめんね』
ド「A...」
『みんなで逃げるなら信じきる覚悟も必要だったのに』
エ「私もごめんね！」
ド「いやその…俺も殴ったりしてごめん」
『2人は後で医務室ね』
ギ「勝手な行動を取ったこともごめんなさい…」
2人ともそんなに縮こまらなくていいのに。
レイは黙ったままだ。
『レイ』
レ「あーもういいよ！万一のときは全部俺が何とかするから」
お、言い切ったぞ。
レ「俺も色々悪かった…ごめん」
エ「もう嘘はつかない。だから改めて聞かせて。しくじれば死ぬ最悪外は鬼の世界。それでも一緒に逃げてくれる？」
「「もちろん！」」
なんとかなったけどヒヤヒヤするね。
ノ「次は下見の計画だ」
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空(プロフ) - 完結おめでとうございます!!すごく面白かったです!! (2018年10月8日 13時) (
レス) id: 819f837169 (このIDを非表示/違反報告)
へびいちご日和 - 空さん» 暖かいコメントありがとうございます！なんとか完結させることができました！ (2018年10月8日 8時) (レス) id: 29fdad6945 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - すごく読みやすいし、読み進めるたびに次はどうなるんだろうとドキドキします！！更新頑張って下さい！ (2018年9月30日 17時) (レス) id: 819f837169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：へびいちご日和 | 作成日時：2018年9月21日 22時
