考えがある ページ19
次の日、発信器の場所についてエマが報告する。
ノ「いや、お手柄だよエマ」
『形や場所、大きさが分かった』
ならば
「「「『壊し方』」」」
レ「この発信器は個人の識別はできないようだな」
ノ「門に行ったり柵を越えても反応なし」
『じゃあ通知があるとすれば壊れたとき』
エ「え？」
『発信器さえ壊れてなければどこまでも追えるってことだよ』
エ「なるほど」
レ「この形と大きさ、ちょっと思い当たることがある。この件は俺に任せてくれないか？」
ノ「いいの？」
レ「ああ」
ノ「レイが言うなら任せる」
『それはいいとして...どうやってみんなを連れだそう〜』
一瞬ママとクローネを手にかけることが浮かんだが流石に口にするのは自重する。
レ「単純にあいつら能力不足だろ」
エ「それについては考えがあるの」
遊びの中で鬼ごっこをやる。でも実際は、遊びのフリをした訓練に繋げるというのがエマのアイデアだった。ノーマンを鬼役にして捕まらないように逃げ切ることで脱獄時の逃走基礎力を全体的に上げようという狙いだ。
それなら自然だ。すごくいい。
体の使い方はエマが子供達に教える。頭の使い方はノーマン、レイ、Aが子供達に教えることになった。
鬼ごっこをしながら少しずつだがみんな賢くなっている。いい感じだ。
...えっ！うそ！消えた！？
レ「おいあいつどこ行った！？」
ク「楽しそうね、鬼ごっこ。私も混ぜて」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空(プロフ) - 完結おめでとうございます!!すごく面白かったです!! (2018年10月8日 13時) (
レス) id: 819f837169 (このIDを非表示/違反報告)
へびいちご日和 - 空さん» 暖かいコメントありがとうございます！なんとか完結させることができました！ (2018年10月8日 8時) (レス) id: 29fdad6945 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - すごく読みやすいし、読み進めるたびに次はどうなるんだろうとドキドキします！！更新頑張って下さい！ (2018年9月30日 17時) (レス) id: 819f837169 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：へびいちご日和 | 作成日時：2018年9月21日 22時
