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宣言通り医務室に運ばれ手当てをされた。
レ「ちょっと待ってろ」
理由は分からないがおとなしく椅子に座ってレイが戻ってくるのを待つ。
数分後、レイはさっきのたくさんの本とスケッチブックを持って戻ってきた。
レ「ほらさっきの」
『なぜにスケッチブック』
レ「絵本と小説と専門書とかどんな組み合わせだよ不審だろ。挿絵が好きとかなんでもごまかせた方がいい」
『なるほど』
そこで私はやっとレイの目の下のくまに気づいた。そうかだから今日は様子がおかしかったんだ。そもそも朝4時に図書室にいる時点でおかしい。
『ねぇ、寝れないの？』
レ「まあちょっとな」
『ちゃんと寝ないとダメだよ倒れちゃう』
レ「それはさっきのお前みたいにか？」
『あ』
レ「人のこと気にする前に自分の心配をしろ。さっきのだって普段なら受け身をとれてるだろ」
『たしかに』
レ「それともなんだ？お前も眠れないのか？」
眠りに落ちるのが1時過ぎ、朝起きるのは4時ぴったりは流石にまずかったか。悪夢で目が覚めたとは言えないので適当に誤魔化す。
『読書してるとつい夢中になっちゃって』
レ「そっか」
突如レイが私を持ち上げてベットに移す。そして何を血迷ったのか自分も同じベットに上がり私を抱きかかえて横になった。
『えっ』
レ「怖い夢見たなら素直に言えばいいのに」
バレてる。
『え、なんのこと？』
レ「知ってるか？悪夢を見るのはその人が安心でき
ていない印なんだそうだ」
聞いてないし。
『だから悪夢なんて...』
レ「はいはい。俺も寝るから、おやすみ」
『えー....』
正直これに何の意味があるのかはわからない。けれどなんだかひどく安心して気がついたら眠りに落ちていた。
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空(プロフ) - 完結おめでとうございます!!すごく面白かったです!! (2018年10月8日 13時) (
レス) id: 819f837169 (このIDを非表示/違反報告)
へびいちご日和 - 空さん» 暖かいコメントありがとうございます！なんとか完結させることができました！ (2018年10月8日 8時) (レス) id: 29fdad6945 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - すごく読みやすいし、読み進めるたびに次はどうなるんだろうとドキドキします！！更新頑張って下さい！ (2018年9月30日 17時) (レス) id: 819f837169 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：へびいちご日和 | 作成日時：2018年9月21日 22時
