夢の記憶 ページ41
「結局あのまま寝ちまったのか」
大きく伸びをしたクリスはジャケットを
ぽいっとベッドに投げると寝室を出ていった
後を追うようにリビングに行くと
心配そうな顔をしたレイがいた
「Aちゃん、大丈夫？」
「ごめんなさい･･･」
「何言ってんの、気にしないで
それより･･･怖い夢だったんだね」
レイはそう言うと私を優しく抱き締めてくれた
「元々、怖い思いさせたのは僕らだから
謝る必要なんてないんだからね」
「ありがとう」
「さ、ご飯にしよう」
いつも通りの柔らかい笑顔がそこにあった
シャワーを済ませたクリスも揃って
朝食の席につく
「でも、なんだろうね
夢と現実が混在してるみたい
全然こっちに戻ってこなかったもん」
「夢遊病みたいなもんなんじゃないのか？」
昨夜の手がつけられないほどの暴れように
なんとか理由をつけようとしてみるが
専門家でもないので明確な理由など
誰もわかるはずがなく、ただ私が
“夢から覚めない”という事実がそこにあるだけだ
「僕じゃダメだったのに
クリスが言ったら戻ってきたね」
そうだ、レイの声には今も全然覚えがない
クリスの声はハッキリと覚えているのに
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ひまわり(プロフ) - レラサランヘさん» コメントありがとうございます。引き続きお楽しみいただけるよう頑張ります！ (2015年4月19日 1時) (
レス) id: e44d3f7402 (このIDを非表示/違反報告)
レラサランヘ - おもしろいです、更新ファイティン！ (2015年4月18日 23時) (レス) id: 9526592b3f (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りりさん» コメントありがとうございます。ぴょんて要素･･･あまり得意ではないですが(￣ー￣)流れ上、必要なとこもありそうなので頑張ります！ (2015年4月15日 0時) (レス) id: e44d3f7402 (このIDを非表示/違反報告)
りり - いです！今回はぴょんて要素も期待してます！更新楽しみにしてます！ (2015年4月14日 23時) (レス) id: 4d939e5c4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2015年4月13日 3時
