痛み ページ25
レイとクリスが話しているそばで
私はいまだ恐怖から抜け出せずにいた
話が途切れたところでクリスが顔を寄せてくる
「お前…それ、どうした？」
明るい部屋でやっと私の顔がハッキリ見えたのか
長い指先が私の頬を指している
「もしかして、さっきぶたれたのか？」
私はただ頷くしかできなかった
「レイ、氷あったか？」
「うん、ちょっと待って
…あ、あるある！」
「冷やしてやってくれ」
レイに指示を出すとクリスは再び私に向き合った
「悪かったな…お前まで巻き込んで」
クリスは再び私を抱きあげるとリビングから続く
扉を開け、足を踏み入れた
「レイ、寝室に持ってきて」
その部屋はさっきまでいた事務所の部屋とは
まったく違っていた
モノトーンで統一された広い寝室
ただ一つ、キングサイズのベッドがあるだけだ
寝心地のよさそうなベッドに降ろされ
背中にはふかふかのクッションをあてがわれた
「痛むか？」
今まで見たこともないほど心配そうな表情で
私の顔を覗きこむ彼に首を振ったものの
ぶたれたことを思い出すと痛みにまで気が付いてしまう
頬が熱を持ってなんだかじんじんしている
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ひまわり(プロフ) - レラサランヘさん» コメントありがとうございます。引き続きお楽しみいただけるよう頑張ります！ (2015年4月19日 1時) (
レス) id: e44d3f7402 (このIDを非表示/違反報告)
レラサランヘ - おもしろいです、更新ファイティン！ (2015年4月18日 23時) (レス) id: 9526592b3f (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - りりさん» コメントありがとうございます。ぴょんて要素･･･あまり得意ではないですが(￣ー￣)流れ上、必要なとこもありそうなので頑張ります！ (2015年4月15日 0時) (レス) id: e44d3f7402 (このIDを非表示/違反報告)
りり - いです！今回はぴょんて要素も期待してます！更新楽しみにしてます！ (2015年4月14日 23時) (レス) id: 4d939e5c4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2015年4月13日 3時
