君のための全て

7 やっちまった感 ページ7

hidaka side




「……あ。8時…。」


マネージャーに送ってもらって

そのまま作曲部屋で


アルバム曲のアレンジしてたら朝になってんじゃんか……


作業終わり切ってないけど。

今日はスタジオでアルバム制作だけだからなんとかなるか。


夜中から朝までぶっ通しで作曲部屋に入って


朝を迎えることはそう珍しいことでは
ないんだけれど…


そう思うのは、最近はライブ回ってってしてたから。




あんまり無かったかー。夜まで持つかな。



って、マネージャー昨日何時に迎えに来るって

言ってたっけな……



9時？だったような。いや今日は9時だ。


急がないと。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



スタジオで午前中、ぶっ通しで曲のアレンジを

したお陰で昨日の分取り返すことが出来た。


休憩しようと思い、ケータイを開くと


一日も触っていなかったLINEの通知に真司郎の文字。



「……あ。」




マネ 「なんかありました？」



トーク画面を開く前にマネージャーに声をかけられる。


「いや、LINEをね？

丸１日開けてなくて今開けたら

真司郎から連絡入っててさ。

しかもさ、

連絡入った時間が一日半開いてるってゆう。笑」


マネ「與さんは連絡遅かったら怒っちゃいますもんね。笑

担当してた時、浦田さんの次に與さんに

連絡するようにしてましたもん。笑」



そう言うマネージャーのキムラ君は

以前AAAの担当だったんだけれど、

俺のソロ活動が活発になってきたぐらいに

AAAには新しい人がつくようになって、

キムラ君は俺と宇野の担当になったんだ。


少しは落ち着くかなと思ってたみたいだけど
俺が活発過ぎて全然らしい。笑



與返事はよしてよ!笑 とりあえずチケットもらったから強制やで! また連絡ちょーだい。




日高りょーかい。楽しみにしてる!あ、ちなみにそっちの時間で夜の八時につく予定でいてるから。お迎えよろしく!笑




催促LINEの返事を返してふう。と息を吐く。




、



……そういえば、始めてだな、バレエ観るの。

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