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朝。
俺は起きると朝メシを適当に済ませて会社に行く準備を始めた。
「コネシマくん、今日の朝もまた惣菜パン?」
kn「惣菜パンで悪かったな…」
このやり取りも、もはや日常茶飯事や。
「ねえ、コネシマくん」
kn「ん?」
玄関で靴を履きながら、Aの方を見る。
「今度の休みさ、どこかに遊びに行かない?…家の中にずっと居るの飽きちゃって」
kn「外出たりとかしてへんのか?」
「なんか1人だと姿を消しても、人目が気になっちゃって…。」
確かにAは、家の中ばっかりやったら何も出来んし退屈やろうな。
テレビは流したままとかにしとるけど。
たまには気分転換に外に連れて行ったらなあかんな。
いや待ってくれ、これはデートってゆうことでええんか?
「コネシマくん、休みが少ないし無理そうだったらいいよ!」
kn「ええよ、行こう。どこ行きたいか候補考えといて」
「ありがとう、コネシマくん!」
Aの嬉しそうな顔は、初めて見たかもしれん。
kn「ほな、仕事行ってくるわ」
「いってらっしゃい!」
俺は今日もAに見送られながら、会社に向かった。
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