【d!】ヘブンリーブルーの秘密【kn】【完結】 (ページ45)

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朝起きると身体はいつもより怠く、朝ご飯を食べて身支度を始めた。

食生活や寝癖の指摘をしていたAとのやり取りは、もう無い。

有休で仕事を休んだろうと思ったけど、重い腰を上げて家を出た。

職場に着くと、珍しくショッピくんが早く来てて俺を見るなり駆け寄ってきた。

shp「コネシマさん、昨日あれからどうなったんですか？返事無くて心配してたんですよ」

kn「すまん、ショッピくん！昨日疲れててそのまま寝てしもた。Aな、高校に行ったら見つかったんや」

shp「ちゃんと見つかって良かったです」

ショッピくんは安心したようで、ほっと胸を撫で下ろした。

kn「でもな成仏してもて、Aにはもう逢えへんのや」

shp「…！そうだったんですね…」

ショッピくんは、それっきり押し黙ってしもた。

kn「湿っぽい話になってしもてすまんな、仕事始めよか」

俺は仕事をするようショッピくんに促すと、ショッピくんは複雑な顔をしながら自分のデスクに戻って行った。