【d!】ヘブンリーブルーの秘密【kn】【完結】 (ページ28)

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ci「A先輩は命の恩人なので、ずっとお礼が言いたかったんです…！」

「チーノくん、元気そうで良かったよ」

kn「元気そうで良かったって」

チーノとAは会話が出来ひんから、俺が通訳担当になってる。

ci「A先輩〜！！！俺ずっとA先輩が死んでしまったの責任感じてて…！！！」

チーノは緊張の糸が切れたのか、泣きじゃくり始めた。

「チーノくん、泣かないで。私はチーノくんを助けたくて行動したんだから、チーノくんが責任を感じなくて良いんだよ」

kn「チーノが責任感じる必要はないって」

ci「でも…！！！」

「あの時チーノくんを助けなかったら、私は一生後悔するから」

kn「あの時チーノを助けんかったら、一生後悔するからやって」

チーノの涙はようやく引っ込んだ。

ci「Aさん、またこうしてお話しできて良かったです！」

「私もだよ。チーノくん、大きくなったね」

kn「Aもやって。大きくなったなって言っとる」

shp「無駄にでかいしな。少しくらい分けてくれや、チーノ」

ci「無駄にとはなんや！」

「チーノくん、本当に無事で良かった」

Aの瞳には薄っすら涙が浮かんでた。