【d!】ヘブンリーブルーの秘密【kn】【完結】 (ページ23)

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ci視点

まさかA先輩が、幽霊としてコネシマさんの家に居るとは思わんかった。

ショッピからA先輩の事を聞いた時は半信半疑やったけど、また話が出来るなんて夢みたいや。

コネシマさんとショッピと別れた後は、思わず足取りが軽くなった。

調子に乗って、スキップで自分の部署に戻ると大先生が待ってた。

ut「チーノ、ギリギリやぞ！」

ci「すみません！」

自分のデスクに座って、今日の予定を確認する。
午前は会議で、午後は外回りかぁ。

外回りに行く前に、ショッピに昼メシ奢らなあかんな。

長引いた会議を乗り切って、ショッピと合流しに行く。

待ち合わせ場所は、いつも喫煙所の前や。

shp「チーノ遅かったやん」

ci「ごめん！会議が長引いてもてさぁ」

俺とショッピは社内の食堂に行って、約束通りショッピの分の昼メシ代を出した。

いつもやったらお金を出すのを渋るけど、今日は特別や。

shp「チーノ、Aさんに会えるんやで。良かったな」

ci「ショッピのお陰や、ほんまにありがとうなぁ！」

shp「はいはい」

ショッピくんには、ほんまに感謝しきれへん。

命の恩人の、A先輩にまた会える。

それだけで俺は嬉しかった。