図書室の本4 ページ30
それから私は 偉大なる同志書記長 という人と手紙でよくやり取りするようになった。
また、その人は放課後に来ていたらしく、私は直ぐに帰ってしまっていたためすれ違っていたらしい。
そして、顔ももちろん名前も知らぬまま今日の放課後に会うこととなった。
不安な気持ちを胸に半日過ごした。
もしかしたら、これもいじめの1部でまた脅されて学校に来れなくなるのではないかとも思った。
でも、もしそうじゃ無かったら。。。
希望を胸に向かう。
2階へと上がった時だった。
バタン！！！
大きな音が図書室中に鳴り響く。
そして、次に聞こえた音は、
悪女の声........。
優奈「ねぇ！黒咲Aってやつはどこにいるのかしら？」
わざと聞こえるように言ってるのだろうか。
図書室を見渡しながら話しているのが見えた。
見つかったらヤバイ.....。
階段を上っていた私は音を立てないようにしつつ急いで2階の本棚の後ろに隠れた。
em「すみません。この場は静かに本を読む場なのであまり大きな声は出さないでいただけないでしょうか？」
悪女に被って見えないが、エーミールさんがおっとりとした口調で静かに注意する。
優奈「そう。じゃああなたに聞くわ。黒咲Aはどこ？ここに居るのは分かっているのよ？」
何も変わらぬ態度で続ける。
やっぱりあの手紙は彼女らが書いたのだろうか。。
em「居ませんよ。ですので、はやくお帰り下さい。納得していただけないのでしたら、ご自分で探してみてはどうです？」
声色1つ変えずに、まるで本当にいないかと思えるほどエーミールさんはスラスラと答えた。
優奈「あ、あら。庇わないのね？じゃ探させてもらうわ。」
これってやばいよね。。。(--;)エーミールさん！？
向こうは少し焦ってるみたいだった。
けれど、きっとすぐに2階を探しにくるだろう。
どうしよう。。。
何かが起こって。。
少しでも時間を稼げたら。。。
願うしかない私は奥へと向かう他無かった。
駄目だ。階段を上ってくる音がする。
1番奥まで行けない。きっと走ったら恐らく見つかるだろう。
近くの本棚の後ろに隠れた。
優奈「もう逃げられないわよ！」
続く (更新停止中)
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プワムン(プロフ) - memoryさん» あ、ありがとうございますーーー！！！(スライディング土下寝)がんばりますっ！！ (2020年4月8日 17時) (
レス) id: 3c07010bf5 (このIDを非表示/違反報告)
memory - めっちゃスゴいですね!私もgr推しなのでもう心臓がヤバいw頑張って下さい! (2020年4月8日 14時) (レス) id: ea21aec702 (このIDを非表示/違反報告)
プワムン - ありがとうございます！そういっていただいて嬉しいです。頑張ります！！ (2020年3月4日 7時) (レス) id: eb44930843 (このIDを非表示/違反報告)
nekoyan0905(プロフ) - 出だしの時点で神っておらっしゃれる...!!更新頑張ってください！ (2020年3月4日 0時) (レス) id: 9c080b848f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プワムン | 作成日時：2020年3月2日 22時
