【募集企画】ディスパッチ・モーメント(満員御礼！)

世界観とコロシアイ規則 ページ1

最近都市の真ん中に出来た大型AI企業会社「ヒンリ・ヒトゥング」の地下一階で、15〜20歳の男女合計20名がそれぞれ別の部屋で目覚め、地下二階「エリア564」と書かれた部屋に集められた。

中には有名人も無名人も赤の他人も知り合いもちらほらと。


壁には６つのモニターがかけられている。
一斉に起動し、砂嵐の映像と共に音声が流れた。


どうやら自分達は、「コロシアイ」をしなければならないらしい。


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行動範囲は地下一階と二階だけ。外に出られる術は無い。絶対に無い。

一人一部屋自分だけの防音部屋がある。毎朝部屋の中にあるモニターが起動する。殺人の権利を持つ者には「行動開始」の文字が、持たない者には「一時待機」の文字が映される。殺人の権利を持つ者は一週間以内に人を殺さなければならない。殺害人数は何人でも可。ただし、１人にでも死体が見つかれば放送で「エリア564」に集めさせらせるので、複数人の殺害はリスクが高い。「エリア564」にて、誰が犯人なのかをかき集めた証拠を元に皆で話し合う。見事犯人を探し当てた場合、犯人が処刑室に送られる。処刑室はA〜Eまである。Eに行くほど辛く、苦しい。どの処刑室に送られるかはルーレットAIホログラム「NINA」が決める。

殺人の権利を持つ者が一週間以内に誰も殺さなかった場合また、殺人の権利を持たない者が誰かを殺した場合、その人物が処刑室Eに送られる。間違った犯人を当ててしまった場合、犯人以外の誰か一名がランダムで処刑される。話し合いの中心人物になった者ほど、処刑される確率が高くなる。その後犯人だけが外に出ることができ、コロシアイは残った者達だけで続行される。

朝６時から自由行動開始。
夜10時から各自部屋で待機。これらの時間を有効に活用して関係を深めるなり、殺害計画を建てたり実行するなり、自分の身を守るなり自分の好きなように行動して頂いて構わない。

黒幕が誰なのかが核心づいた人は密告AIロボット「ACCU」を使うことができる。「ACCU」は常に「エリア564」に一台設置しており、黒幕と予想する人物の名前・何故そう考えたかの理由を言うと起動する。

理由が明確でない場合や不十分でない場合また、黒幕予想の人物が外れた場合は、密告をした者が処刑室Eに送られる。見事黒幕を十分な理由で当てられた場合は、黒幕を除いて今生き残っている者達全員が外の世界に出ることが出来る。黒幕は処刑室Eに送られる。

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