heartfelt X

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今日の朝は仕事に行くよりも早起き。



シャワーを浴びて化粧をして朝ごはんの準備をして、途中お腹が空いた時のためにおにぎりとちょっとしたおかずをお弁当箱に詰める。





『岳ー、起きてー。』


岳「ん.....」


『シャワー浴びておいで。その間にごはん用意するから。』


岳「ん......」




寝ぼけ眼の岳の背中を押してバスルームに押し込み荷物の確認。と言っても着替えと化粧品くらいしか持っていくものはないのだけれど。あ、乳液入れ忘れてる。



パタパタと部屋を行き来して、バスルームからガラっと岳が出てきた音を聞いてお味噌汁に火をつけ温める。






岳「はよ。」


『おはよう。目、覚めないね。笑』


岳「飯食ったら覚める。ってかなんでAそんなに元気なんだよ。」


『だって今からお出かけだもん！』





お天気は快晴！体調も万全！
今日は待ちに待った岳との旅行の日！昨日は楽しみで寝付けなくて今日は朝からウキウキ。





岳「今からそのテンションなの？絶対途中で燃料切れする。笑」


『切れないよ！今日はいっぱい遊んで美味しいものいっぱい食べて温泉入って気持ち良く眠るの！楽しみ！』


岳「よかったね。笑」




岳は苦笑いだし他人事だし。でもいいもん。きっとそのうち岳だってきゃっきゃと騒ぐくらい楽しくなるんだから！





岳「腹いっぱいになったら余計眠くなった。」


『大丈夫？私運転しようか？』


岳「Aの運転とか怖くて乗ってられないから。笑」


『私だって上手くなったよ！』


岳「この前営業車ガードレールに擦ったんでしょ？笑」


『え！なんで知ってるの！』


岳「雅樹が言ってた。隣乗ってて死ぬかと思ったって。笑」


『あれは違うの！コンビニの先の一本道あるでしょ？あそこで対向車来て！』


岳「え？あそこ一通じゃね？」


『そうなの！それなのにその車グイグイ来るから仕方なく避けたらガリガリって！』


岳「まぁ、俺なら余裕でバックで交わせたけどね。」


『無理だよ！絶対無理！』


岳「はいはい。荷物これで全部？」


『うん！』


岳「じゃあ出発。」




いつものように岳が運転席に座り、私が助手席に乗り込み、準備万端！




1泊2日の温泉旅行、いってきまーす！

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