嗚咽 ページ24
.
『もしもしっ?』
ベク『あ、ごめんね勝手に電話して』
『全然平気』
ベク『あと1時間ではじまる番組に
出るから見て欲しい』
急にかかってきた電話
内容はそれだけだった
『ふふっ』
ベク『ん?なにか面白かった?』
『ううん、メールじゃなくて電話してくれたから』
ベク『あははっ』
笑うと浮かぶ彼の笑顔
『いまから帰るから、見るね』
ベク『うん!感想きかせて!』
どんな内容の番組かは
教えてくれなかったけど
「社長、また明日」
気がつけば
家まで早歩きになっていた私
1年間遊び呆けてた私が
あの日を堺に仕事にも戻って
有名アイドルにまで舞い上がっちゃって
「...っ」
蘇る記憶が前に進もうとしている
自分自身を邪魔して
＿＿＿＿＿♪
〚スヨン〛
こんなタイミングでかかってきた電話
『スヨン...?』
スヨン『...っ』
嗚咽を上げ泣いているスヨン
『スヨンっ???』
スヨン『来てっ...』
小さな声でそう言う
『どこいるの?』
スヨン『この前2人で...行ったとこっ』
不安で仕方なくて
スヨンが泣くなんてほとんどなくて
「っ...」
ごめん、ベク
タクシーを捕まえ
スヨンの元へ急いだ
.
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JUMIN(プロフ) - 美鈴さん» ありがとうございます! 頑張ります^^ (2016年8月2日 11時) (
レス) id: 952e69d8be (このIDを非表示/違反報告)
美鈴(プロフ) - すごく面白いです！更新楽しみにしています (2016年8月2日 10時) (レス) id: f9f2336044 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JUMIN
| 作成日時：2016年7月23日 11時
