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遂に来てしまった
あの人と会う日が
考えれば名前も知らない人と会うなんて
本当に私はどうかしてる
それほど、誰かといたいほど私は寂しいのかなとまたひとつ実感しているような気がした
待ち合わせ時間ぴったりに着いた私。
そこには既にあの人が立っていた。
「お待たせしました。」
？「全然待ってないよ！じゃ行こっか！」
そう言われ着いていくと車に乗るようだ
え、これ高級車?この人一体何者?
？「どうした？」
「あっいえ！なんでもないです！」
車に乗り込むとこの人はマスクを外してこっちを見た
「…、え？」
？「あ、俺のこと知ってるかな?どうも！平野紫耀と言います！！！」
？？？？！え！いやいや何そんなハキハキと挨拶してるのこの人?
私夢見てるのか！？なんだ、なんだ、
本当に、本当に、平野紫耀なの？
いやこれは平野紫耀だよね。だってほら、お顔が平野紫耀だもん
えぇーー、どうしよもうパニック、、！
？「おーーい！笑笑ここだよー！」
手を私の前でふりふりしてる、えっ可愛い
ってそうじゃないだろ！
自分の世界に入りすぎた
「あっ、はい、す、すみません！えっと、知ってます。平野紫耀さん知ってます。」
紫「そぅか！知ってたか！笑とりあえず今から海行きまーす！出発しんこーー！！」
「え？は、はい。！？」
ドライブ中、ただ無言で車から流れる音楽だけが鳴っていた
一体これからどうなっちゃうんだろ
元推しが隣で運転している。いや腕の筋肉とかすごいしやっぱ実物は画面で見る何倍もかっこいい
ってのんきに見惚れてる場合じゃないってば！！
〜〜〜
紫「ついたー！」
「わぁ、」
目の前には綺麗な海と空が広がっていた
「綺麗、。」
紫「だよね。俺のお気に入りの場所なんだ！近くに美味しいご飯あるから買ってくるね！ちょっと待ってて！！」
「はい。」
そう言って走って行ってしまった
なぞ、謎でしかない
私は今ヒレカツを譲った人にお礼がしたいと言われて
会ってみたらその人はあの元推しの平野紫耀で
今は海にいてご飯を買いに行ってくれてる
え！？どうして？
とりあえず帰って来たら聞いてみよ
全部聞いて整理しよ
うん、そう、それが良い
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作者名：a | 作成日時：2022年3月9日 1時
