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「ふぅ」
あったかい
甘いココアが大好きで高校生の頃も
よく自販機で買ってたな、なんて思い出す
神「ココア飲むと、、何を思う？」
ん！？またまた‘思う質問’きた
「んーそうですね、、なんだろなぁ」
ココア…ココア…ココア…
神「ココアだけじゃなくてもさ、俺と話してて
なにか思ったりしない？なにか、、思い出したりとか」
「え、思い出す？」
やっぱり何かあるよね絶対
「あの、もしかして前に会ったことあるんですか？私と神宮寺くんは。
正直、今は何も分からないんですけど、
でも、神宮寺くんは私を知ってるみたいですし。。」
神宮寺くんは少し光のない目をした。ほんの一瞬だけ
そしてすぐ笑ってみせた
神「ううん。ない、俺ら会ったことないよ。
全然知らない。、、、
Aもそうだよね？俺のこと知らないよね」
「あっ、そうです、よね！ごめんなさいなんか」
神「いや、こっちも、変な質問してごめん」
prrr...
神「はい。おっけ、すぐ行く
マネージャー来たから、俺行くね。気をつけて帰って。
ちゃんと前見て帰るんだよ」
「えっあ、はい。ありがとうございます！
神宮寺くんもお気をつけて！！」
そう言い歩いて遠ざかって行く神宮寺くんの背中は
なぜか寂しそうだった
そんな気がした
‘まもなく列車が参ります…’
ちゃんと前見て帰るんだよって、
私そんな子供に見られてるんだなぁ
！、？
あれ？また頭痛が、、
最近急に多いんだよな
疲れてるのか。
家に帰って、その日は早く寝てしまった
紫「ただいま〜！、、あれ？A〜？」
「スゥ、、」
紫「なんだ寝ちゃったんだ。かわい」
…
紫「おれ、、いいのかな。このままで、ほんとにいいのかな、？、」
私の知らないところで
紫耀くんがシオンを見ながら、どんなに悩んでいたのか
私はそんなことも知らなかった。
、
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作者名：a | 作成日時：2022年3月9日 1時
