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とある日の学校帰り。
電車が来るのを待っていた
「はぁ、さむいっ」
ん？なんか見たことあるような人だな、、、
反対側に立って電車を待っている人？というか
誰かを待っている感じの人
気になるけど、後ろ姿じゃなぁ、
ってあれ！？
神宮寺くんじゃない！？
すぐにスマホを開いて、神宮寺くんにメールを送る
“突然すいません！！今、電車待ってますか？”
“電車ってより、マネージャーを待ってるよ
なんで？”
“あの！反対側見てください！”
するとこっちを振り返ってくれた
神宮寺くんはパッと目を見開いた
おっ気づいてくれたみたい！
笑顔で手を振ると少し遠慮して振り返してくれた
“また偶然ですね！”
“ちょっとそこで待ってて”
え？！
神宮寺くんを見たらもう既にこちら側に向かってきていた
神「何してるの？」
「学校帰りなんです！神宮寺くんはあっちで待ってなくていいんですか？マネージャーさん来るんじゃっ、」
ﾃﾃﾝ…ﾃﾃﾝ…
突然アナウンスが入った
神「遅延か。大丈夫？他の駅から帰るとか」
「私このあと何もないし、疲れちゃったのでここで待とうと思います！！」
神「そっか、。
俺も、、少し一緒にいていいかな?」
「いいですけど、でもっ」
神「マネージャーは、まだ全然来ないんだ。俺早くつきすぎちゃったから」
「そうなんですね。じゃあお互い一緒に待ちましょ！」
2人で座って待つ
不意に来る風が冷たくて寒い
「今日こんな寒いなんて思わなかったです
来てくる服間違えたかも^ ^」
神「寒いよね、。自販機で何かあったかいの買おう？」
「はい、。」
なんか神宮寺くんと最近よく会うからか、初対面のときに比べて神宮寺くんは私に接しやすくなってくれたような、優しくしてくれている気がする
ﾁｬﾘﾝ
神「俺はコンポタかな、。」
ﾋﾟｯ ｶﾞﾀﾝ
「私はっ、」ﾋﾟｯ
？！ｶﾞﾀﾝ
私が言うよりも先に
私が押すよりも先に
神宮寺くんは私が飲みたいと思ってた
ココアのボタンを押した
「えっ！？なんで、分かるんですか！、？」
神「いや、たったまたま！なんか、女の子って甘いの好きかなっと思ってたまたま！ごめん」
「いえ！飲みたかったですココア！！
またまた偶然ですね^ ^」
神「だね、、」
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作者名：a | 作成日時：2022年3月9日 1時
